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ついに面白話もラッキー7です。ラッキーかどうかはさておき、1つでも笑えた記事がありましたか?そればかり気になっています。
そして、面白い話ばかりしている私に看護されるのは不安とか思わないで下さい!!
仕事は至って真面目に真剣に取り組んでいる中で生まれた面白話ですから(笑)それではどうぞ♪
病棟勤務時代、いつものようにDrと処置に入った時の話です。ドレーンを抜く処置だったんですが、Drとの処置って何回やっても慣れないというか、やり慣れた処置でも適度な緊張感がありますよね。
この日もDrがこっちを向いて手招きしていたので、後ろを振り返ると誰もいません。「私か…」と思いながらガラガラと処置車(これさえあればどんな処置でもできる色々な道具が詰まったカート)を押してDrと一緒に病室へ向かいました。
他の看護師を道連れにしたかったんですが運悪く見当たらなかったので、とりあえず私とDrの2人で処置を進めていたんですが、途中で「攝子落としたから新しい攝子取ってくれ」とDrに言われました。
あいにく私の手の届くところに処置車はなく「くそっ」と心の中で思いつつ、私も患者さんを押さえて体勢を保っていたので手が離せない状況。
そんな時に神レベルのタイミングで後輩の看護師が「手伝いますか?」と登場。空気を読んだDrが後輩看護師に「無鉤攝子取ってくれ」と言うと、後輩看護師は超笑顔で「わっかりましたぁ!」とドアを閉めていなくなりました。
「‥‥‥‥」私とDrはフリーズです。「攝子なんてその処置車に余るだけ入ってるのにバカヤロー!」と言いたい気持ちを抑えていると、Drが「少し待つか」と。「はい…すいません( ;∀;)」と代わりに謝る私。
するとすぐに息を切らした後輩看護師が再登場。「お待たせしましたぁ!とりあえずどの攝子でもいいように攝子めっちゃ持ってきました!」と様々なタイプの攝子をどや顔で握りしめていました。
そこでピンときた私とDr。無鉤攝子→無効の攝子?→向こうの攝子!‥‥‥アホか!(笑)
「どの攝子にしようかな~」と怒らず、後輩看護師に乗っかってくれたDrと処置が終わってから大爆笑したのは言うまでもありません。
近所付き合いが結構好きな私。結婚する前から隣近所と仲良くしていて、隣の家のご夫婦(70代)には「子供が近くに住んでいないから不安だったけど、隣に看護師さんの○○ちゃん(私)がいるだけで安心する」と言ってくれていました。看護師らしい事は一切してないんですけどね。
そんなある日。隣の家のおじさんと玄関先でかち合い、いつもの挨拶を済ませた時になんとなく違和感を感じました。おじさんの歩き方がパーキンソンっぽく感じたんです。でも私は医者じゃないし…と、とりあえずその日の夜に旦那に相談。
旦那は「心配させるのもあれだけど、一応奥さんに言ってみたら?」と。そして数日後、隣のおばさんと話す機会があったので「おじさん、定期的に病院かかったりしてる?」と聞いてみたんですね。
すると「なんだかおしっこの出が悪いって、数ヶ月前から泌尿器にかかってるよ」と。それってパーキンソンから来てる症状じゃない…?と思いつつ、おばさんに言えないで自宅に戻った私。
でもやっぱり気になるし、調べるに越した事はないからと思い、隣の家のピンポンを押しました。
「パーキンソン病って聞いた事ある?」という質問に対して「聞いた事ある程度だよ」という返答。「心配させたくないんだけど、おじさんの歩き方見てたらパーキンソンぽい感じがするから、よければ一回検査して貰いたいなぁ」と私が言うとすぐに「明日病院に行ってみる」という話になりました。
聞くと、私が以前勤めていた病院を受診するとの事で、ソッコー外来の看護師に連絡し、院長の診察に入れて貰えるよう頼みました。コネはOK(笑)
そして次の日、ご夫婦で病院を受診し、診察室に入るなり院長に「パーキンぽい歩き方してどうした!」と言われ、すぐに検査をしたところパーキンソンと診断されたとのことでした。
診察の時に院長に私の話をしたらしく「早い段階での受診になってよかったね」と言われ、さらに大学病院の専門のDrへ手紙も書いてくれたとの事でした。院長ナイス!!
大学病院を受診してパーキンソンの治療も本格的に始まり、今では隣のご夫婦と家族のような付き合いになっています。面白話というよりほっこり話でしたね♪
看護師ならわかるはず。何年かに1度とかのペースで自分の勤務の度に患者さんの死に直面するってよく聞く話かと思います。
私の働いていた病院ではそんな看護師の事を色々な意味で「ツイてる」と言っていました。
「日頃の行いが悪いから?」「たまたまお迎えにくるタイミングと自分の勤務のタイミングがベストなだけ?」こんな事を自分が急変や死後処置を担当する度に色々思うんですよね。
考えてもどうにもならないんですけど、プライベートも含めて自分の行動を思い返す訳ですよ。気持ちとしては懺悔しているような感じですね。
私も先輩看護師からこの話を聞いた時、自分にもツイてる時がくるのかな~嫌だなぁ~なんて思いながら仕事をしていた時期もありました。
そんなある日、先輩看護師が夜勤前に自分に向かって何か振りかけていたんです。「お疲れっす~何かけてるんですか?」と聞くと「最近勤務の時忙しい思いをするから勤務前に自分を塩で清めてるの」と。
ほほぅ。お清め塩持参って訳ですか。すかさず私はその先輩看護師に言いました。「私にもその塩かけて」と。
すると先輩看護師は「いいよ~」と笑いながら、これでもかってくらい私に塩をかけてくれたので「よし、今日の夜勤は仮眠取れるかも」なんて思ったくらいでした。単純ですけど、問題あります?(笑)
そして夜勤突入。開始30分でモニターアラームが聞こえる。気のせいか…と思いつつ音が聞こえる病室へ行くと、オペ後の患者さんのHRが30代。嘘でしょ!?日勤は安定していて穏やかに経過って記録を私は見たばっかりですけど。
そんな事も言ってられないので、Dr呼んで夜勤者みんなで救命措置。なんとか三途の川を渡らずに済んだ患者さん。夜勤始まったばかりなのに変な汗かきましたよ。
そしてラウンドを済ませ、交代でご飯を食べようとしていた時に、また別の患者さんが急変。そんな事がその日の夜勤で4回ありました。言ってもいいですよ。確実にツイてます(笑)
ヘロヘロで勤務が終わり、日勤へ受け渡した時に先輩看護師に言ってやりました。「夜勤前に振った塩全く意味なかったですね」と。すると、先輩看護師からまさかの返答。「やっぱりそこらへんで売ってる食塩じゃダメか」と。
食塩だったんですか!!そりゃダメだ。
いかがでしたか?
余談ですけど、塩は神社やお寺に持って行くときちんと清めてくれるそうなので、時間のある方は行って清めて貰った塩を勤務の前に振りかけるといいでしょう。
私は塩よりも何よりもその先輩看護師とお祓いに行きましたけどね。たまたまかも知れませんが、塩より効果があったのは言うまでもありません^^
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