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看護師の面白話は終わる事がありません。そうですよね?真剣に仕事をしていても、結果的に面白い話になってしまう事なんてよくあります。

この面白話も好評につき第3弾となりました。えっ?好評とか言ってないって?読んでるくせにぃ~!

って調子に乗りました。すいません(笑)

看護師の面白話 採血編

看護師の面白話と言えば採血ですね。「採血ネタなんて全然面白くないじゃん」なんて言わないで下さい。所詮採血、されど採血なんですから。

看護師になると比較的早い段階で採血をする時が訪れます。新人看護師の頃は私もしばらく緊張していました。

「触っただけで血管がわかるなんて神なんじゃないか」と本気で思ってました。

先輩看護師達を見て「触っただけで血管がわかるなんて神なんじゃないか」と本気で思ってましたからね。

そんな私も今となっては採血のプロですよ。嘘です、言い過ぎました。

そんな私も今となっては採血のプロですよ。嘘です、言い過ぎました。人並みに採血できる程度です(笑)

新人看護師の登竜門と言っても過言ではない採血ですが、無知な新人はミラクルを起こすんですね。それでは、私が働いて5年目で新人看護師の指導をしていた時の話をしましょう。

新人看護師と言っても採血は経験していて、難しい血管じゃなければ1人でできるくらいの子でした。なので、その日もリーダー看護師から至急で追加採血の指示を受けたので、その子に伝えました。

至急で追加採血の指示を受けたので、後輩看護師にお願いしました。

「至急の追加採血オーダー出たから今採血できる?」と私が言うと「できます!」と新人看護師は気持ちよく返事をしてくれたので「2回失敗したら呼んでね」と言うと「大丈夫です~」とすぐに採血に向かいました。

失敗せず採血してきたので「偉い!」と褒めると新人看護師もニコニコ嬉しそうにしていて、すぐに検査に回しました。

失敗せず採血してきた後輩看護師は、余裕の表情すら浮かべていました。

1時間ほど経過した頃、臨床検査から電話があり、リーダー看護師は「えっ!?はい…はい…」と電話を切り、すぐに私に「臨床からの電話でさ、データが全てと言うか、電解質もバラバラで大丈夫ですか?って言われたんだけど」と言いました。

患者さんの命に関わったらどうしようと思った私は、新人看護師が他の仕事をしていたので、1人で患者さんのところへ向かいました。

患者さんの命に関わったらどうしようと思った私は、新人看護師が他の仕事をしていたので、1人で患者さんのところへ向かいました。

患者さんの様子は変わりなく、原因は…?と思ったのも束の間、採血された患者さんの腕を見ると、そこには点滴が繋がれていました。

採血された患者さんの腕を見ると、そこには点滴が繋がれていました。

「ははーん」と全てを悟った私は、新人看護師を呼び「患者さんありえないくらいカリウムが高いって臨床から報告来たんだって」と言いました。

すると新人看護師は患者さんに向かって「大丈夫ですか!?」と全身観察をしつつ声を掛け始めました。

新人看護師は患者さんに向かって「大丈夫ですか!?」と全身観察をしつつ声を掛け始めました。

「よーく見て」と私が言うと、物凄い顔で悩んでいます。そしてやっと気づき「あっ!点滴…(泣)」と言いました。

新人看護師はどうにか自分で原因に気付くことが出来ました。

自分で気付けた事はよかったですが、患者さんにとっては再度採血をする事になってしまったので、報告書を書くはめになってしまいました。新人看護師にとってはいい経験になったかと思います。

看護師の面白話 深夜の救外編

看護師の面白話は救外にはないと思ってませんか?救外でもあるんですよ。私が実際に体験した出来事をここに書きますね。

それは看護師として働き4年目の出来事でした。私の働いていた病院では経験のために病棟と兼務で3年目から夜間の救外対応をする事が決まっていて、たまたま私が救外担当していた時の話です。

自殺未遂で意識混濁の患者さんが入ってくるって!?ビビりまくりの天使です。

深夜の0時を回った頃、病棟に警備から電話が入りました。「これから救急車入ります~年齢は30代後半の男性、自殺未遂で意識混濁とのこと。到着は10分後」と、私の出番です。これだけ聞いたらビビりません?(笑)

どんな自殺未遂なのか、救外でどんな処置をしなければならないのかなど、経験の浅い私の妄想は止まりません。

呼吸はしているのか、どんな自殺未遂なのか、救外でどんな処置をしなければならないのかなど、経験の浅い私の妄想は止まりません。先輩看護師に「何かあったら助けて下さい」と言い残し、早々に救外へ向かいました。

救急車が到着し、私の緊張はMAXです。トランクが開き、意を決してストレッチャーを掴もうとすると、ストレッチャーには上半身を起こした状態で意識のある人が足を伸ばして座っていました。

ストレッチャーには上半身を起こした状態で意識のある人が足を伸ばして座っていました。

もう「???」ですよ。ストレッチャーに座っている人は「すいません、すいません」と言っています。全く意味がわからず、救外の処置室に搬入後、救急隊の方を見ると救急隊から「ちょっといいですか」と言われ別室へ行きました。

「首つり自殺で意識なしって事で救急要請を受け、すぐに向かったんですが、現着時には意識清明でした」と。「なんで?」と聞くと「首を吊った時に足が床に付いちゃったみたいなんです」と(笑)

首を吊った時に足が床に付いちゃったから、患者さんは助かったんだね。

この1連の流れを患者さん目線で説明すると、自殺しようと決意→天井の柱にロープをくくる→踏み台を使ってロープに首を掛け足を離した→勢いよくロープが首にかかったせいで気を失う→自分の重みでロープが弛み足が付く→一緒に住んでいた祖母がトイレに起きた時に発見って事だそうです。

一歩間違えば命を絶っていた状況になっていたかもしれないと思うと恐ろしいですが、経過観察のため1泊入院の決まった患者さんに言いたい事のあった私は「簡単に命を絶とうとして、病気に向き合っている患者さんに失礼だと思います」と言いました。

命の大切さを、天使はお説教してやりました。

頑張っている患者さんをたくさん見てきたせいもあって、言わずにはいられませんでした。「本当にこんな夜中にすいません。もう自殺なんて考えません」と言った患者さんを見て、言い過ぎたと反省したのも束の間、Drが近づいてきました。

「命を粗末にしないように」と一言言い、患者さんも「わかりました」と言ってすぐに「死にたいならもっと確実な方法を選ぶように」とDrが言いました。もう、横で聞いていて耳を疑いましたね(笑)

「死にたいならもっと確実な方法を選ぶように」とDrが言いました。

患者さんは「迷惑をかけて本当に申し訳ありませんでした。もう死のうとは思いません。でも確実に死ねる方法とはちなみに?」(←そこ聞いちゃう!?)と思ったらDrは「…切腹とか」(せ、せ、切腹!?死に方アドバイスすんなよ!)もう、口は挟みませんでしたが、突っ込みどころ満載の会話をしていました。

確実に死にたいなら切腹しろって、ドクターそれはないでしょ!

その患者さんは次の日泣きながら彼女が迎えに来て帰り、後日結婚したとDrと病棟宛てに報告の手紙が届いてました。幸せな生活を送っているようで私は本当に安心しました(笑)

看護師の面白話、今回はどうでしたか?毎日の激務に疲れ果てた看護師の息抜きに少しでもなっていれば私は嬉しいです。「もっと面白い話があるよ!」って人は、こっそり後で私に教えて貰いたいですね(笑)

そして看護師の面白話は終わりません。次回まで乞うご期待!あっ、期待を持たせるような事を言ってしまいましたが、期待はプレッシャーになり兼ねないので、なんとなく楽しみにして頂けるだけで私は幸せです。part4もお楽しみに^^


執筆者情報

株式会社ドリームウェイ白衣の天使 編集部

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