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看護師は面白話の宝庫です。ですよね?(笑)自分が実際に経験した話はもちろん、他の看護師も自分なりのネタを持っているはずです。

私もしばらく看護師をしていますが、面白い話は尽きず辛い仕事の中でも息抜きになっている事もあります。

看護師の面白話 よくいる新人の話

看護師の面白話で新人看護師を抜いて話は出来ないですよね。新人看護師は先輩看護師の予測以上の事をしでかすと決まっているんですから。

ここでは私の新人時代の話をしますね。

私は新卒で急性期病棟に配属されました。「たくさんの事を学んで欲しい」という病院の意図もあったでしょう。

急性期病棟は想像していたよりも忙しく過酷で毎日時間に追われて仕事をしていました。

なので、処置をしようにも必要物品が足りないとなると取りに戻る時間はロスタイムです。

そこで私の考えた方法は「とりあえずポケットに入れておこう作戦」です。

そこで私の考えた方法は「とりあえずポケットに入れておこう作戦」です。

新人看護師にありがちな行動ですが、私もやっていました。常に白衣のポケットはいつ先輩看護師に「あれ持ってきて」と言われてもいいように満杯です。

18G針がキャップ付きのまま落ちていた…!そのとき、天使は!?

そして厳しい先輩看護師が私の指導についていた時の話です。一緒にラウンドした部屋の患者さんのベッドに18G針がキャップ付きのまま落ちていたんですね。

「先輩に見つかったらヤキ入っちゃう!」と思った私は先輩の見ていない時を見計らって証拠隠滅のためポケットにさっとしまいました。

私は先輩の見ていない時を見計らって証拠隠滅のためポケットにさっとしまいました。

証拠を隠滅できて安心したのも束の間、隣の部屋で患者さんが急変したと声が聞こえ、新人なりにできる事はないかと駆けつけました。

使用した薬の時間を書き留めておいたり、使う物を先輩に手渡したりと空気を読んで自分のできる事はやっていたんですね。

そして落ちた物を拾おうとしゃがんだ時に事件は起こりました。想像つきますよね?

18G針がパンパンのポケットの中でもみくちゃにされたせいでキャップが外れ、しゃがんだ瞬間に私の左大腿に刺さりました。

そうです。忘れていたあの18G針がパンパンのポケットの中でもみくちゃにされたせいでキャップが外れ、しゃがんだ瞬間に私の左大腿に刺さりました。

もうね、声を出すのは堪えたにせよ患者さんなんてどうでもよくなるくらい痛かったし、見た事ない量の出血でした。

白衣もあっという間に血で染まり先輩看護師に「どうした!?」とすぐにばれました。

患者さんが急変している後ろで私も患者になった瞬間です。

患者さんが急変している後ろで私も患者になった瞬間です。

「痛い…」とだけ話した私を病室から出し手当をしてくれたのは私を指導していた怖い看護師でした。「すいません」以外何も言えなかったですね。

今では新人教育マニュアルの指導項目の中に「必要な物品以外持ち歩かない」と記載されています。

あー、しゃがんだ時に心臓に刺さらなくてよかった(笑)

看護師は面白話の宝庫

看護師は面白話の宝庫です。間違いありません。私は新人時代に色々やらかしていたのでこれを読んで明日の糧にして頂けると私も看護師をしてきてよかったと思えるかも知れません(笑)

新人で働き出して間もなくの頃。学生時代の実習以来で寝たきりの患者さんを担当する事になった日の話です。スキンケアなど先輩看護師の指導の下行っていました。

「もうお昼だし、流動食繋いで私達も昼入るよ!」と先輩看護師に言われたので、患者さんの流動食を繋いでお昼ご飯を食べに行きました。

休憩が終わると同時に病棟でも滅多にやらない処置をDrがするとの事で見学させて貰いに行きました。

結構時間が経ち、終わってから自分の繋いだ流動食を片付けに病室に行くと、まだ半分くらいしか落ちてなかったんですね。

「あれ?」と思い少し滴下を早めましたが先輩看護師にみつかりました。

「あんた、今の時間に流動食終わってなかったら2時間後には夕食になるよ。そんなに食べてばっかりいれる訳?」と怒られたんですね。「確かに…」と、反省をして科長に報告をしました。

すると「次はきちんと考えて滴下してね」と言われるのかと思っていたら科長に「500mlくらい一気飲みしようと思えばできるでしょうが!」と言われました。

しようと思えばできますけど(笑)まさか科長から言われると思いませんでした。

看護師の面白話 認知症患者さんに殺される!

看護師の面白話で認知症患者さんネタは結構あるのではないでしょうか。

私は認知症の患者さんに殺されるかと思った事件があります。あ、走馬灯までは見れなかったですけどね。

認知症の患者さんで、何度も転倒や離院した経過もあり目が離せないため、日中は車イスに乗って詰所にいて貰っていました。

天気もいいので、散歩に連れていってあげようと思いました。

ずっと車イスに乗って詰所にいるのも身体が痛くなるのではないか、認知症が進むのではないか…と私は思っていました。

気分転換に自分の仕事も一段落して天気もいいので、散歩に連れていってあげようと車イスを押すため患者さんの後ろに回ると、すかさず肩にかけていた聴診器を両方掴まれクロスに引っ張られ首を絞められました。

すかさず肩にかけていた聴診器を両方掴まれクロスに引っ張られ首を絞められました。

その時詰所には私以外誰もいず、たまたま通りがかった他の看護師に救出されました。いくら認知症の患者さんとはいえステートで絞殺されるかと思いましたね。

私の首にはしっかり絞められたアザができ、数日間消えませんでした。あー生きててよかったです(笑)

生きててよかったです(笑)

同じ看護師の面白い話を聞くと元気になるというか励みになる事もありますよね。

私は楽しく仕事をしたいと思っているので、こんな話は大好物です。まだまだ知りたいというあなた。

転職サイトには息抜き用にこんな話もたくさんあります。時間がある時に読んで明日の糧にしてみるのもよし。自分よりも悲惨な経験をしている看護師の話で勇気づけられてもよしです(笑)

登録しないと読めない記事もありますが、登録は無料なので登録して損はないと思いますよ^^


執筆者情報

株式会社ドリームウェイ白衣の天使 編集部

白衣の天使は、厚生労働大臣から転職サポート(有料職業紹介事業)の許可を受けた(許可番号13-ユ-314851)株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。


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