看護師の面白話でも聞いて一息ついて下さい♪

看護師の面白話って尽きませんよね？看護師をしていると色々な患者さんと関わるので、それぞれの患者さんとのストーリーやエピソードがあるはずです。私も夜勤で面白い事があると日勤で出てきた看護師を呼び留めて「ねぇねぇ聞いて～」とよく言っていたのを思い出します（笑）

看護師の夜勤前の出来事について私の面白い話でみなさんも息抜きして下さい。それは天気のいい夏の事で、夜勤前にシャワーを浴びて「夜勤行きたくないなぁ～」と思いながら自宅でぼーっとしていた時の話です。

窓を少し開けていたので気持ちいい風が入ってきていたのですが「キキーッ！どかっ！！」って音が聞こえてきました。

すぐに窓から外を見ると、直進してきた車と一時停止を無視したバイクの事故でした。「やべー！」と思った私でしたが、シャワーを浴びたばかりで頭にはタオルを巻いていて、誰が見ても寝巻です。

「すぐに様子を見に行けよ！看護師だろ？」という天使と「誰か近所の人が来るって」という悪魔が私の耳元でもめています。ですが、車を運転していた夫婦はショックで動けず、バイクに乗っていたおじさんは倒れたまま起きる様子もなく、これはもう行くしかありません。

頭にタオルを巻いたまま家から出て「大丈夫ですか！？痛むところはありますか？」と、おじさんに声をかけ車を運転していた夫婦には「救急車を呼んで！」と指示。客観的に見ると手際の良い寝巻を着た人です（笑）

おじさんは「頭と胸が…」と言ったのでむやみに動かさず声を掛け続けているとすぐに救急車が到着しました。現状を把握している第三者は私しかいなかったので救命士に状態を報告しながら流れで一緒に救急車に乗る事に。

到着した病院はもちろん私の働く病院です。頭にタオルを巻いたインド人のような風貌で救急車を降りました。救外の看護師は大爆笑でおじさんは検査に回されました。肋骨と腕にヒビが入っていましたが、命には別状なく数日の入院で済むと報告を受け安心しました。

仕方ないので、予定していた時間よりも早くそのまま病棟に顔を出し、一旦家に帰ってもいい許可を貰って寝巻のままタクシーに乗って家まで帰りました。夜勤前に救急車に送って貰い職場に行った体験談でした。

看護師の面白話続きます（笑）私が看護師になって５年目の夜勤での出来事です。その日の夜勤は私以外に後輩看護師２人との夜勤でした。

夜勤に行くとすぐに日勤帯の看護師から「外人さん入りました～」と言われ、私はすかさずカルテをチェックしました。どうやら運転していて事故に逢い運ばれてきた模様で頭蓋骨骨折…ふむふむ。

他の患者さん含めバイタルなどの申し送りが終わり、外人さんの担当を私がする事になったのでまず様子を見に行きました。「こんばんは。日本語大丈夫ですか？具合どうですか？」との問いかけに「スコシ、ダイジョブ」と答えてくれました。

「よし、日本語が通じたらなんとかなるはず…」と思い。処置に入る時はジェスチャーも交えながらの状態でなんとかコミュニケーションを取っていましたが、事件は会議室ならぬ深夜帯に起こったんですね。

警備室から電話で「入院してる外人さんの娘さんがNYから到着したから案内するよ！」と。私は「OK、OK」と警備さんに言い、病棟の入り口で娘さんを待ちました。

到着した娘さんは「オーマイガー！○×▲◇…」みたいな流暢な英語をかっ飛ばしていましたが、とりあえず病室に案内しました。お母さんの状態は安定していましたが、娘さんは泣きじゃくってそのままお母さんの手を握って寝てしまったようでした。

そして明け方、顔を拭いたり口腔ケアをしてあげようと訪室したんですが娘さんに「顔を拭きますね」と言うと「？？？」みたいな無表情です。もう１度「口も綺麗にします」って言っても「？？？」です。母親に触ろうとするとものすごく嫌そうな顔をしていました。

「これは全く日本語が通じないパターンだ」と思った私は近くにいた後輩看護師を呼んでみました。

後輩看護師は「英語ならなんとかなりますって」と言ったので「なんて頼れる後輩なんだ！」と思ったのも束の間「フェイスウォッシュOK？」と言ったんですね。めちゃくちゃ日本語に聞こえました。

娘さんは「？？？」です（笑）後輩看護師はめげずに「マウスウォッシュOK？」と言いました。すると娘さんが「OH～PLEASEなんちゃら」と言っていました。なんとか通じたので援助ができたのですが、その時私は言葉の壁を感じて変な汗が出ましたね。

みなさんもこんな時に備えて英語も勉強しておいた方がいいかも知れませんよ～（私が英語出来なさすぎなだけ？）

看護師の面白話どうでしたか？看護師をしていると色々な患者さんと関わる事でたくさんネタがあるのではないでしょうか。私もここに書いた事はほんの序の口ですよ。

息抜きしたい時は看護師転職サイトにも面白い話が掲載されているので、登録して読んでみて下さいね。私の話が聞きたいって物好きさんはpart2へどうぞ（笑）