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看護師を辞めたい…インシデントが怖いんです!ってどんな看護師も思った事があるはずです。

インシデントを起こしてしまうと看護師としての自信を無くす原因になってしまい、引いては看護師自体を辞めたいと思う事になりかねません。

そんな看護師のインシデントについて一緒に考えてみましょうね。

看護師の辞めたい話はインシデントから広がる?

看護師の辞めたい話はインシデントから広がるんですか?ってそもそもインシデントについて知っておかなければこれからの話に付いてこれないので簡単に説明させてくださいね。

インシデントとは、簡単に言うと「事件」って事になります。それが「事故」になってしまうとインシデントではなく、アクシデントって事になってしまいます。

なので、患者さんに直接影響してしまった事はアクシデントとなりますし、気付く事ができて事故を未然に防げたとなるとインシデントとなります。

患者さんが転びそうになっているのを支えたのがインシデントとなり、転んでしまった・骨折してしまったとなるとアクシデントです。

病院で働いていると、インシデントもアクシデントもそれぞれの事例の詳しい報告書を挙げ、同じミスが起きないように周りに周知する意味も含めて書いていると思いますが、これを書くのが結構堪えるんですよね。辞めたいと思うのもわかりますよ。

私はインシデントの常習犯でしたもん。アクシデントまではいかない間一髪って状況が本当に多かったんです。詳しくは最後の方にチャンスがあったらこっそり書くので、ここでは言いませんけどね(笑)

まず、「自分で詳細を思い返しながら文章にしてみる→その報告書を先輩看護師や上司に確認・報告する→病棟会議や安全対策委員会で他の職員にも周知→対策を実行し反省する」みたいな流れでしょうか。

「インシデントはどんどん報告書として挙げた方がいい」とか「インシデントを起こさない看護師はいない」と言われた事もありますが、犯人になったようななんとも言えない気持ちになる事もありますよね。

看護師を辞めたいのはインシデントが怖いから!

看護師を辞めたいのはインシデントが怖いから!と言い切っていいのでしょうか。

まさか「インシデントを起こしたい」なんて思う看護師なんていないですよね。いたら会って話を聞きたいです(笑)

インシデントはアクシデント(事故)に繋がるようなミスを起こさないようにするためにも必要不可欠な報告なんですね。

私も「インシデントは小さなことでも報告として挙げた方がいい」とよく言われていましたが、実際問題インシデントを挙げる事で看護師としての自信をなくしてしまったり、キャリアに響いたりする事もあるので怖くもなりますし、引いては辞めたいと思ってしまって当然ですよね。

慣れない処置をしようとした時に起こるインシデントは知識不足や経験不足によるものが多い事が考えられますし、普段行っている処置などで起こしてしまったインシデントについては慣れからくる注意不足から起こる事が考えられます。

どちらにしても人間ですから、インシデントを起こしてしまう可能性はないとは言えませんよね。

仕事をしていてインシデントとして実際に挙げられていた事例をいくつか紹介すると、同姓同名の患者を取り違えそうになった・クランプしていた事を忘れ、長時間そのままにしていたせいでチューブが閉塞してしまった・薬液の混注間違いなど数えきれない程です。

勤務している間、ずっと気を張って緊張している事は難しいと思いますので、ここぞと言う時に集中して仕事をしている中にもメリハリが必要と言えるのかもしれないです。気を抜きすぎのうっかりミスには要注意ですけどね。

看護師を辞めたいのはインシデント・アクシデントが原因だから?

看護師を辞めたいのはインシデント・アクシデントが原因だからという話を参考までに聞きたくないですか?私ではなく後輩看護師が主人公の話になりますが。

後輩看護師と先輩看護師と夜勤をしている時の出来事で、先輩看護師は休憩に入っていて、私と後輩看護師でそれぞれ患者さんの部屋担当をしていたので、私は私の仕事をしていた時でした。

仕事が一段落し、できる記録をしてしまおうとステーションに戻ってきてしばらくすると後輩看護師が血相を変えて私に話しかけてきました。

「一緒に来て下さい!」と言われましたが「なんかヤダ」と私は言いました(笑)

すると後輩看護師は私の返事を聞く間もなく「マジです」と言うので、嫌な予感はしていましたが後輩看護師と一緒に走って病室に行くと、患者さんが明らかに息をしていません。

「救急カート!」と後輩看護師に言い、私はすぐに心マの体勢です。心の中では「勘弁してよ~」って思ってましたがやるしかありません。先輩看護師も駆けつけて救命処置の開始です。

呼んですぐにDrも駆けつけて、数時間に渡る処置の甲斐なく患者さんは亡くなってしまったのですが、後輩看護師は「自分の訪室回数や観察不足だ」と自分ばかり責めていました。

他の患者さんも受け持っていたためその患者さん1人に付きっきりになれる訳でもなく、後輩看護師に落ち度はありませんでした。

きちんと訪室も観察もしていたので、患者さんの家族も誰も責めはしなかったのですが、病院的には報告書を書いて残す事になったんですよね。

後輩看護師は看護師が人の命を預かる仕事だという事は理解していたものの、実際に現場に遭遇すると何もできなかった、どうしたらいいのかわからなかったと話していました。

どんな看護師も経験した事のあるような出来事ですが、プレッシャーに耐えられず「また、同じような状況になったらどうしよう」と思いつめ、看護師を辞めたいと私に相談してきました。

その後輩看護師に言ったのは「また同じ状況になったら、今度は私のように自分から動いて患者さんを助けられるように経験を積まないとね」と言うと後輩看護師は泣いてしまいました。

私も新人看護師の頃に似たような経験をした事があります。なので、後輩看護師の気持ちが痛いほどわかります。インシデント・アクシデントを起こしてしまった場合は、その経験を今後の看護師人生にどう生かしていくかを考える方が自分のためになりますよ^^

看護師をしていると命に関わるようなインシデントやアクシデントを起こしてしまう可能性もあります。すぐに辞めたいと思う前にできる事もあるんですよね。

それでも思い悩んでしまう場合は、看護師専門のコンサルタントに話を聞いて貰うと気持ちが楽になるはずです。同じ職場の看護師に相談しにくい内容でも相談できると思いますよ^^


執筆者情報

株式会社ドリームウェイ白衣の天使 編集部

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