看護師が辞めたい、3ヶ月目の真実

看護師が辞めたい、3ヶ月目の真実についてまとめようじゃないですか。看護師として働いて3ヶ月目って何を考えていましたか？

周りの意見としては「3ヶ月で辞めたいと思うなんて早すぎる」とか「考える事なんて人それぞれじゃん！」なんて冷たい事は言わずに暖かい目で読んで下さいね（笑）

看護師の「辞めたい」は3ヶ月目から葛藤が始まるという真実についてここで話して行こうと思います。

働いて3ヶ月目ってどんな事を考えながら仕事をしていますか？

まず葛藤についてですが、3ヶ月働いた中で色々な事を考えると思います。「ここの職場は合わない気がする」と思い始めるのも3ヶ月くらいからでしょうか。

この職場の空気に自分が溶け込めるのか心配になる気持ちもよくわかります。

職場の中で、相談しやすい人（話かけやすい人）と話しかけにくい人の区別くらいはついているはずです。空気を読みながら毎日の業務をなんとかこなしている時期なのではないでしょうか。

看護師を辞めたいとまで思わないとしても、自分の知識や技術を最大限に使える職場や、仕事内容が単調で明らかに今より業務が楽なところに移ろうと考え始めるのも無理はないですよね。

また、働いてみて3ヶ月目で「今後も看護師を続けていけるのか」と悩む人もいるでしょう。自分なりに頑張っているつもりでも仕事に慣れないと感じたり、周りの仕事のペースに付いて行けないと感じる人も少なくありません。

働いて3ヶ月で看護師を辞めようと考えるのはもったいないですし、誰に相談しても返事は私と同じだと思います。

「早いって！」とか「自分のペースでいいからもう少し続けてみよう」って言われるのがオチですね。

どちらにしても3ヶ月で結論は出ずに「辞めたいけどどうしよう」という気持ちと「辞めたらどうしよう」という気持ちに挟まれているのではないでしょうか。

ではどうしたらいいのかと言うと、当時の私もやったのですが、自分が看護師に向いてないとか転職しようと思った時の出来事を箇条書きにノートにでも書き出してみるんです。

そしてあと１ヶ月頑張ってみてから客観的にそのノートを読むと気持ちの変化に気付くはずです。是非やってみて下さいね。

看護師は辞めたいなら3ヶ月で結論を出すのって早いのかと聞かれると私は迷わず「早い！」って止めます。止めるのは決して看護師が少なくて自分が困るからじゃありません。

私はポジティブなので、私の考えをここで教えますね。悩んでいる人も考え方を変える参考になればと思います。

まず、3ヶ月で看護師自体を辞めたいと思ったとします。でも私はこう考える訳です。

看護師になるために、少ない人でも人生の５年は費やしているはずです。そしてやっとの思いで取った資格を3ヶ月で捨てると思うとどう考えてももったいないですよね。「１年は頑張ってみよう」って気になりましたか？（笑）

そして、働く職場が合わないと転職を考える人にもこう言います。「履歴書に3ヶ月で辞めたって書くと転職先の面接官はどう思うと思う？」と聞くんですね。

どんなにあなたが仕事のできる看護師だとしても、間違いなく「根気がない」「嫌な事があるとすぐに辞める」と思われます。

看護師だけに言える事ではなく、社会人として3ヶ月の経験はあってもないと同じです。仕事は仕事と割り切って働いてもいいですし、自分なりの気分転換法を見つけてもう少し働いてみましょう。

看護師が「辞めたい」と3ヶ月目で思い始め結論が出るまでの真実についてここで紹介したいと思います。全て実話なので少しは参考になるはずです。

まず、後輩看護師が働き出して丁度3ヶ月になる頃、一緒の夜勤で私にこう相談してきた訳です。

「ここの職場はキツイので続けていく自信がないし、辞めたい」と。

話を掘り下げて聞いてみると「毎日残業で疲れが溜まっている」「他の先輩看護師みたく自分も働けるようになるとは思えない」と言っていました。まさに新人看護師にありがちな自信を無くしている時期そのものでした。

そこで私は「私も同じ事考えた事あるけど、なんだかんだ今も看護師してるよ」と言うと、後輩看護師は「〇〇さん（私）は慣れてるからですよ」と言ってきたんですよね。

もう、ばかやろーですよ。この言葉を聞いて普段温厚なはず（？）の私はヒートアップして「初めてやる事（処置とか）に最初から慣れてる人がいたら連れて来て私に会わせてよ」と言いました。

だって、どんな人でも初めてやる事は緊張するはずだし、初めてやるんだから慣れもクソもないじゃないですか。

どんなベテラン看護師でも何度も回数をこなしていくうちに自分なりのやりやすい方法を見つけて仕事しているんですよね。

そして畳みかけるように「この職場がキツイって言ったけど、他の職場見た事あるの？」と言うと「ないです」と後輩看護師が言いました。

なので私は「3ヶ月で転職したとして、必ずしも次の職場が今よりもきつくない保障ってないよね？」と言うと後輩看護師は黙ってしまったんですね。

キツイ言い方だったかも知れないと思った私は「まず、半年頑張ってみて自分なりにできる事が増えたら私でも他の看護師でもいいから報告してみて」と言い、この話は終わりました。

丁度半年後、私は忘れていましたが（おいっ）後輩看護師に呼び止められ「担当の患者さんが退院するまで頑張ろうと思っているうちにできる事も増えて今は仕事で楽しいと思う事もあります」という報告を受けたんですね。これは嬉しかったです。

たまたま後輩看護師は辞めずに済んだだけかも知れません。ですが、日々の仕事の中でやりがいや達成感を感じる事ってモチベーションに繋がるんですよね。悩んだ時はこの話を思い出してくれるといいなと思いました。

看護師は専門職ですから、働き始めから質やレベルの高い看護を求められる事も少なくありません。だからこそ悩みも尽きないですし、辞めたくなる気持ちもわかります。

働いてすぐに辞めたくなるのはあなただけじゃないって知っていますか？他にも悩んでいる人はあなたが思っているよりも多いはずです。

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