看護師の転職の年数はどれくらいが妥当？

看護師が転職で年数を気にする背景って？転職をしたい…でももう少し働いてからにした方がいいのかな…なーんて考えたりしますよね。みなさんどのくらい働いてから転職をしているのでしょうか。

看護師の転職 年数に影響する、この制度をたくさんの病院が導入していますね。病院が看護師の資格を取るための金銭的なサポートをするかわりに「資格を取ったら、まずうちの病院で働いてね♪」という制度です。

資格を取ってから２～３年かけてこの病院で働き、そのお金を返していきます。 「転職しないで絶対この病院で働かなきゃダメなの！？」と思うところですが、いいえ。そうではありません。

他の病院で働きながらお金を返す事もできますが、全額返さなければならず、なにかとデメリットがあるので、この制度を利用していた看護師達はこの返済が終わりそうな年数になると同時に、転職を考えるきっかけになっているようです。

なので「奨学金のしばりが終わると経験と共に他の病院に羽ばたいて行っちゃうんだ～」と先輩方がこぼしていたのを耳にした事があります。育てた後輩が一定の年数で転職して行くのは嬉しい反面、寂しい思いをしている先輩も多いみたいです。

病院的にも奨学金制度を受けていた看護師のうち、毎年何人が年数を全うして転職してしまうのかハラハラしているのかもしれませんね(笑)

また、年数がまだ浅く、返済している途中でも病院や仕事、人間関係に馴染めず、早々に辞めて転職し、転職先の新しい職場で働きながら返済する看護師も中にはいるようですけどね。

看護師の転職する年数ごとに仕事はどの程度できるのか、各病院によってカリキュラムは全然違いますが、私の例で説明してみますね。

年数が1年目の場合…新人指導を受けつつ、先輩看護師とマンツーマンで学んでいきます。なので、あっ！！と言う間に時間が過ぎます。自分の誕生日も病院で迎えるくらい病院にいた気がします。

年数が2年目の場合…指導を離れ、いつも近くにいてくれた先輩看護師が遠巻きに私を見守る感じになり、ものすごい不安に押しつぶされそうになりながら自己判断できる力を身につけていきます。

年数が3年目の場合…今度は自分が指導する側に回り、新人指導に携わります。こんな未熟な自分が指導していいのかと悩みながら自分の知識も再確認するいい機会にもなります。担当した新人に対しても次第に愛着も湧き、一緒に成長していきます。

年数が4年目の場合…得た知識を深めつつリーダー業務などに携わり、日々の業務の中心になっていきます。いくつも仕事を抱える事も増えてきて、頼られる反面プレッシャーとも戦っていきます。

年数が5年目の場合…もう中堅。病棟の事もある程度把握していて、ベテランの仲間入りです。
このように流れを掴んだのちに転職をしていく看護師も多いようですが、ここまで経験があると、病院としては手放したくない、何としてでも転職を阻止したい看護師になっています。

看護師も転職で年数5～10年だと「ここで学ぶ事はなにもない！？」が理由になるとはどんな感じでしょうか。毎日の仕事もなんなくこなし、ある程度の状況にも対応できちゃう経験年数になってきました。

年数が5～10年にもなれば後輩だけでなく、同僚からも色々な面で頼られる事が多くなります。そんな状況に満足して役職がついていく看護師もいれば、転職して他の病院で働いて自分を試してみたいと思う看護師もいるのです。

これくらいの経験年数になると、転職先の印象も「長く勤めてくれそう」「経験があるから、病院に慣れてしまえばすぐにでも即戦力になりそう」って思うでしょうね。

勤めている病院はなんとしても引き留めたい人材なので「役職を付けようと思っていたのに」「あと１年でいいから働いて貰えないか」などと色んな理由をつけて、転職しようとしている看護師の気持ちを揺さぶる作戦に出てきますね。

看護師にしたら「ここでの仕事にメリハリを感じなくなった」「新しく覚える仕事がない」などと思う事があり、自分のスキルは他の病院でも通用するのだろうか、１からまた新しい職場でスキルアップしたい！！って考えたり、悩む事が多くなります。

看護師の転職や経験年数について、自分ではよくわからない事や不安がありますよね？私もそうでした。そんな時に看護師の転職サイトを見ていた時にたまたま見つけて１つに登録してみたのですが、コンサルタントが親身に相談に乗ってくれましたよ♪