看護師の求人 美容皮膚科ってどんなとこ？

美容皮膚科ってどんな事をしているところが知っていますか？

お給料がいいイメージはあるけど皮膚科との違いがわからない、なんて人もいるのではないでしょうか。

また、美容皮膚科の仕事の中で看護師がどんな立ち位置で何をしているのか、知っていますか？

お給料につられて美容皮膚科に応募する前に、ちょっと内情、知っておきませんか？

そもそも、美容皮膚科と皮膚科の違いってご存知ですか？

実はシステムは同じ。医師が診療して薬や施術によって快方を目指します。

しかし皮膚科と美容皮膚科、その科目名の違いにも表れるように【目的】が違うのです。

皮膚科はニキビや火傷、水虫、汗もなどの患者さんが来られて、皮膚の状態を改善することを目的にしているところ。美容皮膚科も、ニキビや火傷などの患者さんが来られて皮膚の状態を改善させるのを目的にしています。

改善だけでなく【よりよく】することが目的であり、ニキビが治るだけではなくニキビ跡までも消してしまうのが美容皮膚科です。

そのため、ニキビ跡や火傷跡だけでなく、シミやたるみといった皮膚の見た目をキレイにするためにエステや処置を行います。

そんな中、肌の状態を確かめたり、施術に必要な機械を用意したり、時には麻酔などの注射を行うのが看護師の役目。

施術ももちろんありますが、看護師としてよりもサービス従事者としての働きを求められる職場です。

では、美容皮膚科でのナースの役目とは何なのでしょうか。

患者さんはキレイになりたいと思って来られますが、美容外科と違ってそれがたった1回の施術で叶う事は珍しく、大抵の場合は繰り返し施術を行う中で効果を出していきます。

そのため、患者さんへのカウンセリングや施術の説明は重要で、どうなりたいのか、それを叶えるためには何回通ってもらう必要があるのか、など施術前にきちんと説明する必要があります。

また、患者さんとはいえ、エステ感覚で来られるお客様も多いため、上から目線のカウンセリングをしていたらあっという間に担当を替えられてしまいます。

キチンと患者さん(お客様)と向き合い、サービスして【差し上げる】のが美容外科ナースの役目だったりするのです。

また、その施術一つ一つがノルマとして換算されるため、営業数字を上げるためにはよりたくさんの施術を行ってもらう必要もあります。

患者さんの施術に対する不安を取り除くのも美容皮膚科ナースの大事な役割ですが、お客様に気に入ってもらって繰り返し通ってもらうこともまた、美容皮膚科ナースの大事な役割なのです。

中には「ノルマなし」をうたうクリニックなどもありますが、実際のところは「ノルマ」という名前を使っていないだけで何らかの営業数字を持たされる場合がほとんどです。

ノルマは不安要素の一つかもしれませんが、職場ごとにノルマに対する考え方も違いますので、応募する前にきちんと調べることが不安を軽減するための近道かもしれません。

先ほどはノルマのお話で少しビビらせてしまったかもしれませんが、もちろんメリットもあります。大抵の美容皮膚科では夜勤がありません。

皮膚科自体が日勤のみのところが殆どなので勤務体系はメリットと感じないかもしれません。しかしその上高給なのが美容皮膚科。

一般皮膚科の平均月収は20万円前後と言われていますが美容皮膚科の平均月収は30万円前後、経営状態のよいクリニックであれば月収40万円以上のところもあります。

また、大抵のクリニックでは職員割引価格や無料で施術が行える場合が多く、脱毛やお肌のケアなどがリーズナブルに受けられます。

とはいえ、転職の際にはきちんとした調べも重要。経営状態が良く、患者さんからの評判も良い病院やクリニックのほうが比較的高給な傾向にあります。

また、ずっと急募で求人を出しているようなところは離職率が高いか人気がないか、何かしら理由があるものです。

では、少しでもよい条件のよい環境の職場に出会うためにはどうしたらよいでしょうか。私は転職サイトの活用をおすすめします。

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