看護師の求人 短期で働くという選択

看護師の求人で短期間採用のお仕事も人気がありますが、短期採用故のメリット、デメリットがあるのをご存じですか？

また、同じ「短期」のお仕事でもその働き方には色々と種類があります。

ここでは「短期」のお仕事にスポットを当ててお仕事内容を見てみましょう。

ひと言で「短期募集」と言っても、詳細は様々。

もっとも短いものであれば、一日のみの単発のお仕事などもあります。

こちらは、健康診断スタッフや訪問看護、献血スタッフなど、仕事量の増減が激しい現場で繁忙の時のみ採用されることが多い仕事です。

中には一日のみの夜勤アルバイトなどの募集もあります。

また、1カ月～半年など期限付きで病棟や外来などの常勤勤務と同じような業務をこなす仕事もあるので、自分に合わせた働き方を選ぶことができます。

短期のお仕事は派遣会社に登録し勤務先へ配属されることが多いため、紹介先をたくさん持っている派遣会社を選ぶことが重要となります。

派遣先の病院で何かトラブルが起こった時などは派遣会社を通して解決する事となるので、病院との交渉に強い派遣会社を探すことも大切です。

高水準の給与で自分自身の都合に合わせて働けるのがなによりのメリットかもしれません。

パートやアルバイトという雇用形態であっても、一般の仕事に比べてはるかに高い時給で働けるため、単発の仕事を渡り歩く看護師もいるほどです。

中には常勤のシフトに合わせて夜勤アルバイトをこなすツワモノも。

常勤の病院の日勤終了後、アルバイトの夜勤をこなし、夜勤明けに常勤の病院へ勤務するなんて力技もあるそうで。

今のお給料だけでは満足出来るだけの収入がない、急にお金が必要になったなど理由は様々ですが、体力があるからこそできる荒業であることは間違いありません。

また、中には育児や体調不良などでやむを得ず看護師の仕事から離れてしまった人が、正社員として復職する前の身体慣らしとして短期のお仕事を選ぶケースもあります。

扶養控除内で働きたい、一日数時間だけ働きたい、などの融通も利きやすいので、家庭も仕事も大事にしたい人なども短期の仕事を選びがちです。

このように、働きやすさ重視で考えるとメリットが多いように感じる短期のお仕事ですが、「安定性」という面を考えるとデメリットも見えてきます。

例えば時給はよくても社会保険などは自身で支払う必要がある上、何らかの理由で働けなくなってしまった時も保障はありません。

その上、勤務が終わるたびに新しい仕事を探す必要があるため、短期のお仕事だけで食いつないでいこうとすると仕事の合間に常に就職活動をする必要も出てきます。

昇給やボーナスもない場合が多いので、長く働くつもりなら常勤で勤務する事をお勧めします。

また、派遣や短期アルバイトを雇わなければいけない病院や医療期間の中には、環境や待遇が劣悪なために人が集まらず仕方なく短期要員に頼っているところもあります。

これらの職場を避けるためにも、看護師向けのコミュニティサイトのコメントなどをチェックして派遣会社や派遣先の評判を確かめてから勤務する事をお勧めします。

そしてあまり知られていませんが、転職サイトを使って短期のお仕事を探すこともできます。

転職サイトに登録すれば専門のコーディネーターが相談に乗ってくれますので、あなたにとって一番いい働き方を提案してもらう事も可能です。

下記に転職サイトの口コミランキングへのリンクを用意しましたので、まずはこちらから自分に合ったサイトを探してみるのもいいかもしれませんね。