看護師の求人 皮膚科ってどんなとこ？

あなたは皮膚科にどんなイメージを持っていますか？ああ、残業が少なくていっつも定時で帰ってるな…、夜勤もなくてうらやましい、なんて思っていませんか？

実はそのイメージ、正解です。

でも具体的なお仕事内容や皮膚科へ転職する際の注意点などはよく知らない、なんて人もいると思います。

そんなあなたのために、皮膚科、ちょっと詳しくご説明します。

皮膚科は総合病院に科を置く場合もありますが、クリニックや個人病院が大多数となっています。

医師の診察の補助が皮膚科の看護師の主な役割で、薬の塗布や説明などが主な仕事となります。

薬によっては指示通りに使用しないと効果を発揮しなかったり、塗る量や症状が軽減してからの対応など、きちんと説明が必要な場合もあります。

薬の内容をしっかりと理解して、適切な説明をすることが求められます。

器具の減菌はもちろん、感染病が患者さんの間で広まらないよう処置室や待合室などの衛生管理も看護師が行う場合もあります。

中には外科的処置が必要な患者さんもおられますが、大抵は提携の整形外科などで処置しています。

ですので比較的残業は少ないのですが、季節によっては残業がぐんと増えるのが皮膚科。

汗もやとびひの患者さんの増える夏は比較的忙しくなります。

また、似たような名前の科目として【美容皮膚科】がありますが、違いは処置に対する目的。

一般皮膚科では病状を快方に向かう事を目的としていますが、美容皮膚科ではより美しくすることが目的、どちらかというとエステに近い効果を求められるのが美容皮膚科です。

実は皮膚科、ブランク明けのナースやママさん、新人さんなどに人気があります。

その理由は仕事内容。

急変なども起こりませんし、比較的容易にマスターできるので技術や知識に自信のない人やまずは身体慣らしから始めたい人などに人気という傾向があります。

実際、仕事内容は入社後に研修もありますので、業務に就いてから身につけることは可能です。

しかし、中には他の科目を併設しているクリニックもあります。

その中でも看護師を科目ごとに置いているところと全ての科を同じ看護師が看ているところとがあり、場合によっては皮膚科以外の知識も身につけることが求められることもありますので、応募する前にきちんと調べることが大切です。

また、先ほどもお話しましたが夜勤がなくて比較的残業が少ないとなれば子育て中のママナースでも働きやすいんですよね。

では、皮膚科で働きたいと思った時、就職活動ではどんなことに気をつければよいでしょうか。

これは私の偏見も入っているのですが、皮膚科の医師って少し独特な人が多いように感じます。

クリニックなどでは医師の裁量が絶対ですので、クリニックのカラーや患者さんからの評判などはチェックしておいたほうがいいと思います。

また、先ほど併設の科目がある場合があると申しましたが、これも注意点の一つ。

内科や美容皮膚科などであれば自身の勉強で何とかなりますが、皮膚科と併設されている科の中で泌尿器科、結構多いんです。

泌尿器科は男性の患者さんが多いため、後から知って働きにくいと感じるナースもいるようで…。

きちんと確認してから応募しましょうね。そして何より、クリニックのお給料は経営状態に大きく左右されます。

では、そういった情報を手軽に手に入れるにはどうしたらよいのでしょうか。私は転職サイトの活用をおすすめします。

給与や経営状態はもちろん、職場の雰囲気などの情報も集めることができます。

また、皮膚科は意外と人気が高く、条件のよい求人は非公開で募集をかける事も多いため、転職サイトへ登録して非公開求人を紹介してもらいましょう。

まずは転職サイトへ登録して、求人状況を知ることから始めてみませんか？この転職が成功することを願っています。