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看護師の求人で残業なしを謳う病院は少なからずありますが、これってホントなのでしょうか。
世間ではワークライフバランスが唱えられていても、その風はまだナースには吹いていないと思っていませんか?とある求人広告会社が発表したデータによると、看護師の転職理由第一位は「忙しすぎるから」。
残業続きで休みの日は寝るだけ、なんて毎日送ってませんか?気が付けば職場以外からの飲みのお誘いがなくなっている、なんてことありませんか?
好きで始めた看護師の仕事をキライになる前に、働き方を考え直してみてください。
残業の有無を一番大きく左右するのは【仕事内容】。
例えば手術室はあらかじめ勤務時間内に終わるように手術の予定を組むので、急患がない限りは残業や土日出勤はありません。
そのほか透析室や訪問看護なども余程の事がない限り残業は少ないでしょう。
眼科も比較的残業が少ない課ですが、OPを行うところでは患者さんの状態によっては突発的に残業が入る事もあります。
また、皮膚科も基本定時終了が多いのですが、感染症や汗もなどの患者さんが多い夏場は残業が増えるそうです。
逆に残業が多いのは申し送りやカンファレンスなどに時間がかかる病棟と言われています。
このように、残業の有無を判別する際には事前知識としてその課の特色を知っておくのも賢い選択に繋がるヒントの一つ。
もちろん全ての病院、課にこの理屈が当てはまる訳ではありませんが、【傾向】として知っておくのもいいかもしれませんね。
ここまで読んで、腑に落ちなかった人。
これまでの看護師人生の中で「残業になるのは自身の作業スピードが遅いから」なんて言われた経験があるのでは?
うーん、確かにこの言葉、私も耳にタコが出来るほど聞かされてきました。
これも頑張り屋さんが多いナースの世界特有の問題です。でもね、よく考えてみてください。
特に病棟では、自分の仕事が早く終わっても先輩が先に帰らないと帰れない、みたいな風潮はありませんでしたか?
定時に帰る人はサボリ、残業する人は頑張ってる、みたいな空気になりませんでしたか?
そう、残業の有無に関しては、その職場の【意識】がなによりも大切なんです。
最近では対策委員会を設けて残業を廃止している病院なども増えてきています。
では、求人広告からそんな【風潮】を読み解くにはどうしたらいいのでしょうか。
最近の看護師求人には「平均残業時間:○時間/月」のような記載を設けているサイトも増えています。この数字を全て鵜呑みにできる訳ではないのですが、参考までにチェックしておくのもよいでしょうね。
では、いざ残業のない職場を探そうと思ったらどうすればよいのでしょうか。
実は求人広告、全てが「ホント」の情報でない場合もあります。
私の後輩にも、求人広告で残業が少ないと記載してあった病院に転職したのにサービス残業漬けの毎日を送っている子、いるんですよね。
繁忙、閑散があるのはもちろんですが、閑散期の平均残業時間をデータとして公表していても本当は繁忙期のほうが長い、なんて場合だってありますからね。
そんな数字のマジックに引っ掛かって残業漬けにならないためにも、私は看護師転職サイトの活用をお勧めします。
転職成功件数の多いサイトでは実際の職場の様子や看護師の評価なども集まってきますので、【生の声】を集めるにはもってこいです。
また残業以外にも土日はお休みがいいなど、職場に求める希望は様々ですよね。
働きやすい職場選びは、希望の働き方に沿った職場選びから始めてみませんか?
白衣の天使 編集部
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