看護師の求人 性病科ってどんなとこ？

看護師の求人で性病科についてお話する前に…。あなた、性病に罹ったことありますか？

性病科を受診したことありますか？きっと「はい」、と答える人はごくわずか。

しかし、「いいえ」と答えた人の中には「本当は受診したことあるけど、恥ずかしくて言えね～。」と心の中で呟いている人もいるのではないでしょうか。

そう、受診するのが恥ずかしい科と考えられがちな性病科、ピンポイントで求人で探すのもちょっと恥ずかしいなんて外して考えている人、いませんか？

まずは名前で躊躇するのではなく、性病科のホントの姿、見てみましょうか。

私、今東京に性病科を扱う病院やクリニックがどのくらいあるのかを調べてみました。

71件。

ためしに耳鼻科を検索してみると、943件、歯科で検索してみると、2794件ありましたので、その絶対数がかなり少ないことが判ると思います。

また、その中でも総合病院のいち診療科目である場合と、泌尿器科や皮膚科で性病科も取り扱うクリニックが目立ちました。

そのほかにも、産婦人科や婦人科に掛かった際に検査のついでに性病もチェックしてもらった経験のある人もいるのではないでしょうか。

そう、「性病科」オンリーで看板を掲げる病院は数少ないのが現状です。そのため、皮膚科や泌尿器科へ勤務し始めてから、自身の勤める病院が性病も取り扱っている事に気づいた人もいる位です。

ではそんな性病科で働くナースたちの業務内容ってどんな感じなのでしょうか。

診察の介助や問診、受付業務などを中心に、スムーズに診療ができるようサポートしていくのが看護師の役目です。

診察する場所が場所だけあって、患者さんも恥ずかしさでいっぱいです。

患者さんの心のサポートが看護師の役目だと思っている人は、性病科ではちょっとそれ、置いておいてください。

患者さんとのコミュニケーションを重視したい人には物足りない科と感じるかもしれません。

しかし、指示を的確にこなす事が好きな人、コミュニケーションが苦手な人にとってはひょっとすると働きやすい職場かもしれませんね。

性病の中には命に関わるものも存在します。

例えばHIVが発症後は治療法がないことは有名ですが、クラミジアに感染するとHIVに感染する確率がグッと上がる事はあまり知られていないのではないでしょうか。

そして、「性病科」という名前ではありますが、発症するのが性器などであることに対し、性行為以外にも感染経路があり、実はそっちのほうが多い事もあまり知られていないのではないでしょうか。

例えば疥癬（かいせん）やトリコモナスはダニや原虫が感染源ですので、患者さんが診療に使用したベッドなどからも感染が広がる事は容易に考えられます。

感染対策なんてどこの科でもやってるし、今更何を、なんて言われるかもしれません。

しかし、他の患者さんに二次感染させないため、自分自身が感染しないためにも、性病科で勤務するのであれば何より気をつけてほしいポイントです。

かといって、必要以上に怖がったり、患者さんを避ける必要もありません。

大抵の性病科ではそれらの感染防止策は徹底されていますし、これまで通り、清潔管理を行えば問題ありません。

先ほどもお話したとおり、性病を単体で診る病院やクリニックは今はまだ少ない傾向にあります。

そのため、婦人科や泌尿器科での勤務がメインとなります。

また、これは逆転の発想になりますが性病の知識を持った看護師は婦人科や泌尿器科、メンズエステなどで重宝される傾向にあります。

婦人科で勤務したいけど経験がないから条件が厳しくて…、なんて人はまずは泌尿器科で性病に対する知識を身につけてみるのもいいかもしれません。

メンズエステは美容外科等と同じくお給料が高い傾向にありますので、こちらも同じく性病の知識を活かしてお給料をハイアップするチャンスの一つです。

どうですか？このページを覗く前と今とでは、性病科に対する意識が少し変わったのではないでしょうか。

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がっつり性病科はまだ不安なら内科や皮膚科から知識を身につけてみましょう、このクリニックは未経験スタートのナースが多いので研修には慣れていますよ、など一歩踏み込んだアドバイスももらえます。

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