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看護師の求人で心療内科を専門に取り扱う医療機関の案件は年々増えているというのが実情です。
ブラック企業うんたら、いじめかんたら、はたまた震災なども影響し、生き難いと感じる人が増えているのが実状。それに伴い心療内科を増員したり新規開設する医療機関は増えています。
しかし、心療内科、ちょっと判りにくいと思いませんか?
なんだか仕事に行きたくないけど、このくらいならまだ精神科にまでは掛からなくても大丈夫だよね…なんて精神科の一歩手前の人が掛かるところ。なんて感じで捉えている人、いませんか?
実際、私も「心療内科」という名前を聞いたときはそんな捉え方でした。では、心療内科のほんとの姿はどんなものなのでしょうか。
そして、心療内科で働くナースは一体どんなことをしているのでしょうか。ここではそんな心療内科について少し考えてみましょう。
結論からお話しますと、答えはNO。看護師の主な仕事はバイタルチェックや点滴、採血、注射などの一般的なものが殆どです。
実際のカウンセリングは医師やカウンセラーが行いますので、看護師の「仕事」だけを考えても特別な知識や技術は必要でない、というのが現場の声です。
薬の知識等は必要ですが、配属後に仕事を通して身に付けていけば問題ない程度です。
注意する点としては、患者さんへの態度や言葉遣いなどでしょうか。
心療内科へ通院する人はナーバスになっている人も多く、ちょっとした言葉尻に意味を詮索したり、忙しいからとそっけない態度を取ったことに気を病む方もおられます。
患者さんへの対応に気を遣うのは他の科でも変わりはありませんが、それ以上に気を遣う必要があるのが心療内科の特徴といえるでしょう。
ここで心療内科あるあるをひとつ。
患者さんからお薬に付いて質問があったので効能を応えたある看護師。
この時は聞かれた事を答えただけ、と特に気にもしていなかったのですが、のちのちその患者さんの治療がうまくいっていない事が判明。
実はその患者さん、心療内科へ通っていること、薬に頼らないといけないことをマイナスと感じていたそうです。
薬の効能を看護師へ尋ね、自己判断で薬の服用をやめてしまったために思うような治療効果が出ていなかったのが原因だったそうです。
薬の効能や副作用について患者さんから尋ねられることはどの科でもある光景ですが、その背景に隠れている「理由」をきちんと確認する必要があることも。
このケースでは質問があったことを医師に伝えていれば、患者さんの服薬や通院への不安を取り除き、治療を進めることができたかもしれません。
ちょっとしたことではありますが、このようなことも起こり得るのが心療内科。
態度だけでなく配慮も考えさせられる現場なのかもしれません。
では、心療内科にはいったいどんな患者さんが来られるのでしょうか。
似たような名前の科としては精神科を思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。
心にストレスや悩みを抱えた方が来られるところ、というのはこの二つの科に共通した特徴。
しかしそのストレスが「何」に影響を及ぼすのかによってこの二つの科は分別されます。
心療内科では、身体に異常を感じる人が掛かるところ。精神科はココロに異常を感じる人が掛かるところ、と言ってもわかりにくいままでしょうか。
例えば、仕事に行きたくない(これは私もです(笑))、仕事に行きたくないと思いながら電車に乗っていたらなんだかお腹が痛くなってきた。
そのうち途中下車が当たり前となってしまい、特急に乗ることができなくなってしまった。
そんな風に心のストレスが身体症状として現れる人は心療内科へかかるべき。
一方仕事に行きたくないと思っていたら職場で誰かが私の悪口を言っているような気がする。
次第に実際に私の悪口を言う声が聞こえ、それは家にいる時も電車に乗っている時もお構いなしで声が私を取り巻くように…。
そんな人は精神科にかかるべき、というのが【医療的見解】です。
少し極端な例ですが、もじあなたがカウンセリングを受けたいと感じたとしても、どちらの科に通院するのかは少し迷うと思いませんか?
そうなんです、これは【医療的】に分けられた線であって、患者さんにとってはもっとわかりにくい線なんです。
そのことをちょっと頭の片隅に置いて、患者さんと接することが大切なのは言うまでもありませんね。
では、いざ心療内科で働こうと思った時、どのようにお仕事探しをしていけばよいのでしょうか。
心療内科市場が拡大しているのは先ほども述べたばかりですが、まだまだクリニックとして設しているところは少なく、大病院の一つの科というのが一般的です。
中にはクリニックもありますが、クリニックの場合は立地条件によって来られる患者さんの量や質が大きく変わります。
ビジネス街の心療内科クリニックでは不眠症など多忙が原因で心身に不調を感じるサラリーマンが多かったり、繁華街ではお水系のオネイチャンが多かったりなど、その土地の特徴がそのまま表れるそうです。
また、患者さんの数に伴い業務量も増減しますので、人気のクリニックや評判の心療内科は残業も覚悟の上で応募したほうがよいのかもしれません。
中には内科や循環器内科など付随する科を併設しているクリニックもありますので、こちらも要チェックです。
業態よりも一軒一軒の個性が仕事量や内容に色濃く反映される心療内科、自分に合った場所を探すにはどうしたらよいのでしょう。
私は、転職サイトへの登録が一番の近道だと思っています。
診療内科クリニックの募集は夜勤もなく、条件がいいように見えますが実は人材派遣やパートの案件が多かったりと、正社員案件に出会う事すら難しいのが現実です。
そんな中から自分に合った…と選り好みをしようと思うとカウンセリングの知識や経験、資格がないと自分一人では採用に結びつけるのは厳しいでしょう。
でも、転職サイトへ登録すれば希望する募集がかかったタイミングで声をかけてもらえたり、同じような仕事が好条件で出来る現場を紹介してもらうこともできます。
自分一人で探すよりもはるかに多い選択肢の中からお仕事を探すことができますし、入社前に希望先の人間関係や残業の有無などの内情を教えてくれるサービスも。
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白衣の天使 編集部
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