看護師の求人 呼吸器科ってどんなとこ？

看護師の求人で呼吸科のお仕事が見つからない、なんてことはまずないと思います。

日本人のガンによる死亡患者の一番多いのは肺がん、そのほか肺炎やぜんそくなどのアレルギー疾患も呼吸器科の専門です。

その上、患者さんは小児から高齢者まで幅広いときたら、呼吸器科の知識を身につけていて職にあぶれる事がないことは容易に想像できると思います。

では、そんな呼吸器科へ転職しようとすればどんな知識が活かせるのでしょうか。

また、呼吸器科の知識を活かしてどんな場所でキャリアアップが図れるのでしょうか。

呼吸器科は大きく内科と外科に分かれますが、比較的慢性的な症状の患者さんが多いのが特徴です。

しかし、その疾患はちょっと油断すると急に重篤になる事もありますし、高齢者の場合は他の病気で弱った身体に肺炎が追い打ちをかける…なんてこともあります。

呼吸器科で勤務している看護師に求められるのは、呼吸器疾患における様々な症状の把握とその他付随する病気への知識、なんていうと難しそうに聞こえますよね。

しかし、これらの知識は看護師の基本としてすでに身につけているものも多いため、新人ナースが基礎を学ぶのにももってこいの科でもあるんです。

一つずつ知識を積み重ねながら、看護師としての経験や知識を増していける場所なんです。

そんな呼吸器科で学べればベターな知識と言えば「人工呼吸器」の技術。

メーカーや型によって器具の形や使い方は若干変わりますが、人工呼吸器の知識は呼吸器科だけでなく幅広い科で活かせる知識です。

今後他の科に移った時や転職の際にも力強い味方になってくれることでしょうし、キャリアアップにつながりやすい経験でもあります。

呼吸器科、と一口に言えど、その患者さんは肺炎、肺がん、結核やぜんそくなど症状や重篤度も様々。

その上子供から高齢者までが治療対象なので幅広い知識が求められます、とは先ほど申した通り。

そのため、総合病院などでは慢性期と急性期の病棟が分かれている場合もありますし、アレルギーや結核などに特化した診療科を設けているところもあります。

総合病院などでは希望は聞かれていても入職後に配属先が決まるようなこともありますので、全くの専門外から配属となったらあわててしまう事もあるかもしれませんね。

しかし、呼吸器科での経験が他の科でも活きるのと同じように、他の科で経験したことが呼吸器科での看護にも活きる事はたくさんあります。

わかりやすいところでいえば、他の科でガンの患者さんと接した事がある人は、患者さんやそのご家族の心のケアは全くの未経験ではないはずです。

呼吸器以外にもガンを抱えておられる患者さんもおられますし、中には緩和ケアが必要な患者さんもおられます。

「呼吸器」と限定して考えると全く未知の世界に来たように感じるかもしれませんが、看護そのものに大きな違いはないですよね。

呼吸器科が特にお給料アップを目指せる科か、と聞かれると答えは…、微妙です。

実際、呼吸器科自体はそれほど高給な科ではなく、病院それぞれの個性として給与の高い病院を探すべきです、というアドバイスが妥当かもしれません。

もしもこの転職をきっかけにお給料もアップしたいのならば、基本給だけでなく夜勤手当、残業代、賞与などトータルで把握した上で転職する事をお勧めします。

また、呼吸器科でスキルアップ、キャリアアップを目指すのなら、呼吸療法認定士や慢性呼吸器疾患看護認定看護師の資格を取ることもお勧めします。

もしもこのような認定資格を目指すのであれば、転職する病院が認定資格に値する病院なのかどうか、資格取得に積極的な病院かどうかもチェックする事が重要です。

このような呼吸器科での経験があれば、老人保健施設や特別養護老人ホームなどでの勤務でも優遇されますが、このような資格があればなおさらです。

呼吸器科自体、競争率の高い科ではありませんが、その中でも自分に合った病院、自分をより高く評価してくれる病院へ転職するためにはどうすればいいのでしょうか。

そんな時も転職サイト、なんですね。

数ある病院の中からできるだけ【働く看護師】の評価が高い病院で働きたい、と思いませんか？

しかしこの評価、お給料だけではないはずです。

残業量や昇給のペースはもちろん、人間関係や勉強会の量など、看護師が勤務先を評価する時に重要視するポイントはたくさんあります。

でもそんな情報ってなかなか自分一人では集めきれないですよね。

ジャーン！そこで転職サイトの登場！となる訳です(笑)

まずは登録だけでも大丈夫ですし、無料で受けられるサービスもたくさんありますので、一度サイトに目を通す事から始めてみませんか？