看護師の求人 ICU・CCUってどんなとこ？

看護師の求人でICU・CCUのお仕事を検討されている方、どんな夢や希望をお持ちですか？

はたまた、ICU・CCUで働いたけれども続かないと断念された方、どんな経験をされたのでしょうか。

集中治療室での勤務は一刻を争う患者さんがおられる場所ですが、実は看護師の激務度、難関度は病院によって様々です。

もしも今、あなたが一度は夢を持って志したICUから背を向けようとしているのであれば、今度は職場探しを工夫してみてください。

もしも今、あなたがICUでの勤務を希望する看護師さんなら、その実情と求人探しのコツを、学んでいってください。夢は捨てるものではなく、叶えるものですよ。

看護師の求人をICU・CCUで探す前に、まずはICU・CCUについてです。

一般的にICUは集中治療室の事を指します。

疾患の治癒を目的とする他の病棟等との一番の違いは、ICUのミッションは生命危機を脱する事一つに集中すること。

様々な症状、疾患の患者さんがおられるので、医師だけでなく、ICUでは看護師も広い知識や技術、観察し、判断する力が求められます。

しかし、ICUでは患者さん全員が重篤で一刻を争う状態ではありますが、モニターで全身管理をされているため、何かあれば警報音でわかりますし、すでにルートキープされているため突然バタバタしなくてはならない、 ということは意外と少ないようです。

モニターを見て瞬時に判断する力は求められますが、その分判断材料は病棟に比べて揃っている状態なので行動に移しやすいと感じる看護師もいるようです。

ICU経験のない看護師が急にICU配属になる、というケースも多いようで、看護師向けの相談サイトで相談する声もよく見かけます。

新人ナースが配属されることもあるくらいですし、配属後に知識やポイントを身につければ大丈夫、と言われても不安ですよね。

内科や外科に関わらず、小児科や婦人科等幅広い知識が求められる現場ではありますが、循環器系や呼吸器系の知識から身につけるのが良いというのが現場からのアドバイスです。

また、ICUとは別にCCU(冠疾患集中治療室)を設けている病院もあります。CCUにも重篤な患者さんがおられることには変わりないのですが、中でも循環器系、呼吸器系の疾患に特化した集中治療室です。

しかし、一口にICUと言えど、実は認可基準を満たすものと満たしていないものが混在しています。

患者に対する看護師の割合、機材等認可基準は厳しく決まっていますが、中には認可基準を満たさない「名ばかりICU」や、夜間の一時処置室として設置されているICUもあります。

このあたりは入職後の給与や仕事量等に関わってきますので、ICU・CCUの求人を探す段階ではっきりとさせてから入職する事をお勧めします。

看護師の求人をICU・CCUで探して無事就職出来たとして・・・

先ほども述べたように、IUC・CCUには重篤な患者さんしかおられません。看護師や医師が懸命な処置を施したにも関わらず、助ける事ができないことも少なくありません。

その上、症状が快方に向かえば一般病棟へ移られるので、ICU・CCUで働く看護師は、患者さんの元気になった姿を見ることもできません。

中には退院時に看護師に顔を見せてくれる患者さんもおられますが、そんな環境で自身の行いが報われないと感じる看護師もいるようです。

その上、ICU・CCUの看護師の仕事は激務。求人情報だけでは想像つかないかもしれませんね。

ICU・CCUの求人を選んだ場合、患者さんの急変が続けば看護師もシフト通りに退社することは難しいですし、休日返上で残業しなくてはいけない事もあります。

自身をすり減らしながら働く日々が続き、満足に休暇を取ることもできない毎日に嫌気がさしてしまい、泣く泣くICU・CCUを去る看護師も少なくありません。

では、ICU・CCUの求人をこれから選ぶ看護師さんが、そんな状況に陥らないためにはどうしたらよいのでしょうか。

実は勤務先の激務度は求人に応募する前にある程度予想することができます。例えば救急受け入れの有無、これだけでICU・CCUの看護師の忙しさは変わります。

三次救急指定の病院のほうがICU・CCUの看護師が忙しくなるのは目に見えていますよね。

看護師の配置数を確認するだけでも無謀な業務からは解放されるかもしれません。そして最近ではICU・CCUの求人が敬遠されないために、看護師の激務を減らす活動をする病院も増えてきています。

いくら夢を持って看護に向かっても、身体を壊すほどの激務はそう長くは続きません。そして悲しいかな、まだまだそんな現場があるの現実です。求人選びには、気をつけましょうね。

看護師の求人をICU・CCUで探し、転職を形にしたいと思った時、大切にしたほうがよいポイントはどこでしょうか。

まず、求人は給与だけで職場を選ばないこと。

どうせどこのICU・CCUも忙しいのだろうと、求人情報の給料欄しか見ずに勤務先を選ぼうとしていませんか？

給与が高いのには何か理由がありますし、先ほど述べたように同じICU・CCUでも看護師の業務量は違います。

求人を見る時は、休暇や勤務形態、残業量など、きちんと把握した上で判断する必要があります。

大学病院や規模の大きな病院ほど人員が潤沢な場合が多いですが、これらの詳細な求人情報は自分一人だけで集めるのは少し難しいところがあります。

そんな時に是非活用してほしいのが看護師求人サイトです。サイトへ登録すれば専任のコーディネーターがあなたの就職までをしっかりとサポートしてくれます。

看護師経験が浅いとICU・CCUへの就職が難しい場合もありますが、研修が充実している病院を探してくれたり、過去の採用実績をもとに病院の非公開求人を紹介してもらうこともできます。

新しい場所へ飛び込む不安や過去のトラウマを解消するのにも、看護師求人サイトはよい相談相手になってくれるでしょう。