看護師が未経験で再就職するなら、気をつけたいこと3つ！

看護師が未経験で再就職をする場合、経験がある分野や診療科に再就職するのとは違いますから、気をつけなければいけないことが3つあります。

この3つのポイントを知らないと、未経験での再就職を失敗する可能性が高くなるんです。あなたは、未経験での再就職を成功させたいですか？失敗させたいですか？

看護師が未経験で再就職する場合、医療行為の量に注意しましょう。あなたは未経験の分野や診療科に再就職するんですよね。

再就職すると、新しい環境で働かなくてはいけません。新しい環境というのは、ただそれだけでストレスになります。

また、未経験の分野や診療科に再就職するということは、覚えなくてはいけないことがたくさんありますので、ストレスが増えます。

そして、医療行為の量もストレスに比例します。医療行為が少ないところから多いところへ再就職すれば、それだけストレスが多くなるんです。

再就職はストレス。さらに未経験の分野や診療科にチャレンジすることもストレス。それに加えて医療行為のストレスが加わったら、適応障害や体調不良になり、退職しなくてはいけなくなるかもしれません。

そのため、未経験の分野や診療科に再就職するなら、医療行為が前職と同程度、もしくは少ないところへ再就職するようにしましょう。

医療行為が多い職場は急性期病棟やオペ室、訪問看護ステーションがトップになります。

それに次いで、療養型病棟、回復期リハビリテーション病棟、透析クリニック。さらに一般のクリニック、介護施設、デイサービスや保育園が続きます。

未経験でも急性期病棟から療養型病棟や、オペ室からクリニック、回復期リハビリテーション病棟からデイサービスへの再就職はありです。

しかし、保育園からオペ室、介護施設から急性期病棟への未経験での再就職は絶対に無理というわけではありませんが、かなり苦労してストレスフルな状態で働かなければいけないことを覚悟してくださいね。

看護師は未経験で再就職するなら、教育制度をチェックしましょう。これは、未経験の分野や診療科に再就職したいなら、絶対にこだわらなくてはいけません。

未経験の分野や診療科に再就職するということは、今までの身につけた知識やスキルが役に立たないこともありますし、新しいことをたくさん覚えなくてはいけないですよね。

新しいことを覚えるためには、自分の努力はもちろん必要。でも、それだけでは不十分ですから、職場のサポートも必要になるんです。

そのため、中途採用者にもプリセプターをつけてくれたり、院内研修が充実していたり、段階別の研修制度があるところなどを選ぶと、仕事にスムーズに慣れることができますし、スキルアップしやすくなりますのでお勧めです。

求人情報を見ていると、「未経験可」とか「未経験歓迎！」と書かれているものがありますが、「未経験可」や「未経験歓迎！」と書かれていれば、未経験者向けの教育制度が整っているはずと思うかもしれません。

しかし、ただ単に「誰でも良いから、とにかく看護師を確保したい」という気持ちで「未経験可」としているだけで、教育制度が整っているわけではないところもありますので、注意しなくてはいけないんです！

看護師が未経験で再就職するなら、新人看護師の時のことを思い出して、新人看護師の姿勢で再就職をしましょう。

新人看護師のころは、毎日帰宅後に勉強をして、朝は早めに出勤をして情報収集を念入りにして、勤務中はわからないことがあったら、すぐに調べたり、先輩看護師に相談したりしていましたよね。

再就職後は新人看護師と同じように働かなくてはいけないというわけではありません。

しかし、仕事に慣れるまでは朝はちょっと早めに出勤したり、わからないことはすぐに確認したり、相談したりすると、スムーズに仕事に慣れますし、仕事のミスも少なくなるでしょう。

また、周囲の看護師も、「あの人、頑張ってるな」と思ってくれて、いろいろ協力してくれたり、教えてくれるようになりますので、アピール効果もあるんです。

そして、新人看護師時代を思い出せば、苦労が多い毎日でも「新人のころは、あんなにつらかったから、まだ今のほうがマシだわ」と思えますよね。

看護師が未経験の診療科や分野に再就職するなら、私は転職サイトを使うことをお勧めします。

転職サイトなら、アドバイザーが再就職先の教育制度を細かく調べてくれるんです。

また、未経験の分野や診療科で働きたいけど不安な人は、アドバイザーが親身に相談に乗ってくれますので、その不安を解消できる再就職先を紹介してもらえるはずですよ。