看護師が子持ちで再就職を成功させるための6つのポイント

看護師が子持ちで再就職をするのは、ちょっと大変。子持ちだと再就職先がない、採用してもらえないということではなく、子育てと仕事を両立させるのが大変なんです。

子持ちの看護師が再就職を成功させるには、準備や再就職先の選び方など6つのポイントを押さえておく必要があります。

「子持ちだから、やっぱり看護師の仕事をするのは無理だった」ということにならないためにも、再就職を成功させる6つのポイントを知っておきましょう！

看護師が子持ちで再就職をするなら、まずは家族と話し合って、家族の協力を取り付けることが必要です。

今まで家事や育児のほとんどを負担してきたのはあなたですよね。でも、再就職したら、そうはいかなくなります。

看護師の仕事をしながら、家事や育児のほとんどを負担していたら、あなたはキャパオーバーになって倒れてしまうでしょう。

そうなってしまったら、本末転倒。再就職した意味がありません。そのため、再就職する前に、家族でしっかりと話し合って、家族の協力を取り付けましょう。

旦那さんや同居の家族と家事や育児の分担を細かく決めておくんです。そうしないと、再就職後の家事や育児は滞ってしまいます。

子持ちの看護師が再就職するためには、家族、特に旦那さんの協力は必要不可欠。お互いに納得できるまで、徹底的に話し合ってください。

看護師が子持ちで再就職する時の2つ目のポイント、それは子どもへの愛情をしっかりと伝えること。そして、再就職しても子どもを最優先してください。これは絶対にぶれてはいけないことです。

あなたのお子さんは何歳くらいでしょうか？もしも、あなたが再就職することを理解できる年齢であれば、なぜ再就職するのかをきちんと伝えてあげましょう。

また、お子さんへの愛情をしっかり伝えてあげてください。再就職したからといって、お子さんへの愛情が変わるわけではないことも。

そうしないと、子どもは「お母さんは自分を愛していないのかも」と不安になってしまいます。

もしも、お子さんがまだ小さく、あなたが再就職することを理解できないとしても、きちんとスキンシップを取って、愛情を伝えてあげてくださいね。

そして、再就職した後も、愛情を伝えること、スキンシップをしっかり取ること、お子さんのことを最優先で考えること、行動することを忘れないでください。

そうすれば、再就職してもお子さんはあなたからの愛情を感じ、まっすぐ育ってくれるはずです。

看護師が子持ちで再就職をするなら、求人選びにも気をつけましょう。子持ちの看護師が求人を選ぶ上でのポイント、それは残業がない、ということ。

看護師の職場は残業があるところが多いですが、子持ちの看護師が残業をしていたらどうなるでしょうか？

お子さんが未就学児の場合、保育園のお迎え時間に間に合わなくなるかもしれません。お子さんが小学校低学年の場合、学童保育のお迎えに間に合いません。

お子さんが小学校高学年以上の場合、自宅で1人で過ごしてもらう時間が増えますので、非行に走るリスクが高くなります。

いくら家計のため、看護師キャリアのためとはいっても、子どもにいつも寂しい思いをさせる、不自由な思いをさせてしまったら、再就職する意味はありません。むしろ、再就職はマイナスになってしまいます。

子育てを失敗したら、取り返しがつかないんです。そのため、子持ちの看護師が再就職をするなら、残業がなく定時で帰れるところを選びましょう。

看護師が子持ちで再就職を成功させるなら、体力的に楽なところを選びましょう。子育ては体力勝負。それなのに、看護師の仕事も体力的にハードなところを選んでしまったら、あなたは毎日ヘトヘトになって、いつか倒れてしまいます。

また、毎日ヘトヘトになってしまったら、仕事が休みの日には体を休めることが優先になって、子どもと遊ぶことができません。

そのため、子持ちの看護師は、体力的に楽なところを再就職先として選ぶと良いんです。体力的に楽なところは、健診センターや介護施設、デイサービスなどがありますので、この中から先ほど説明した残業ができるだけ少ないところを選びましょう。

看護師が子持ちで再就職するなら、ママさん看護師が多いところを選びましょう。独身の看護師が多い職場は、どうしても子育てへの理解を得ることが難しいんです。

子持ちだと、お子さんの急な発熱や怪我で保育園や学校から呼び出されることがありますし、授業参観や運動会、遠足、三者面談等で希望休を規則よりも多めに取らなくてはいけないこともあります。

そういう時、独身の看護師が多い職場だと、同僚の看護師から「あの人ばっかりずるい」、「子どもがいることを言い訳にしないでほしい」など思われてしまい、職場での居心地が悪くなります。

でも、ママさん看護師が多い職場であれば、「お互い様」の精神で、お互いにフォローし合いながら働くことができます。

独身の看護師が多い職場とママさん看護師が多い職場。どちらが子持ちの看護師にとって働きやすいかどうかは明白ですよね。

そのため、子持ちの看護師が再就職をするなら、ママさん看護師が多い職場を選びましょう。

看護師が子持ちで再就職を成功させるポイント。最後のポイントは就職後のポイントになります。就職後のポイントとは、肩の力を抜くことです。

子持ちの看護師が再就職する場合、たいていの人は「仕事と育児を両立させなくちゃ！」とか「看護師の仕事、頑張って覚えて、脚を引っ張らないようにしなくちゃ！」などと気合を入れていると思います。

その気合はとても大切なことですが、あまり気負いすぎると、すぐに息切れして長続きしません。

仕事も100％、育児も100％で頑張りすぎると、すぐに息切れしますから、仕事は慣れるまでは周りに迷惑をかけない程度に肩の力を抜くようにしましょう。

育児も子どもへの愛情は100％伝えつつも、手を抜くところは手を抜いて、夕食などはお惣菜を買ってきても良いですし、疲れたなら外食を多めにしちゃっても良いでしょう。

また、家事はロボット掃除機とか食器洗浄機などを多用しても良いですね。これらの家電は決して安いものではありませんが、働くママさん看護師には必要なものです。

頑張りすぎてすぐに辞めちゃうのと、外食多めとか家電にお金をかけて長く働くのでは、長い目で見ると後者のほうが経済的にプラスになります。

だから、気負いすぎずに肩の力を抜いて、手を抜けるところは手を抜くようにしましょう。

子持ちの看護師が再就職先を探すなら、私は転職サイトを使うことをお勧めします。転職サイトのアドバイザーに「残業がなくて、体力的に楽で、ママさん看護師が多いところ」という希望を伝えれば、その条件に合った求人をピックアップしてくれます。

転職サイトを使って、子育てと仕事を両立させることができる再就職先に出会えることを願っています。