看護師の夜勤は残業なく終わってる？

看護師の夜勤は残業する事なくみなさん定時で帰る事ができているのでしょうか。日勤は日勤で忙しいので疲れますが、夜勤は夜勤で時間が長い分疲れますよね。残業しなければならないとわかった時点で疲れが倍増しませんか？

看護師の夜勤は残業が多いイメージを持っている看護師も少なくないはずです。「残業しない日なんてないじゃん」って経験上思った看護師もいるのではないでしょうか。

夜勤は日勤より仕事が少ないと思っている看護師もいると思いますが、限られた人数で決まった仕事をしなければならないのは責任重大ですし、プレッシャーを感じない看護師はいないのではないでしょうか。

新人をすぐに夜勤に入れないのはこの理由もあるかも知れません。

夜勤中に仕事が終わるようにきちんとしたタイムテーブルやマニュアルは一応あるのですが、相手が人間なので何が起こるかは起こるまで誰にもわからないのが現状ですよね。

限られた時間で仕事をこなしていきますが、いくら時間があるとはいえ、予定通りに仕事ができるとも限らないのが夜勤です。

ラウンドしていたら患者さんが心肺停止していた…なんて事も経験する時があるかも知れません。そうなると予定外の処置や記録が追加され帰れないコースいっちょあがりです。

毎日忙しいイメージの急性期病棟でもまれに定時で帰れたりしますし、急変の少ない病棟などではほとんど定時で帰れている場合もあるので、残業が当たり前とは必ずしも言い切れませんが、「残業する確率が高い仕事？」と言われればそうだと答えると思います。

夜勤で極力残業をしないためには予定外の事態に備えて常に２歩、３歩前を見据えた行動をしていかなければならないと言えます。

看護師が夜勤で残業にどのように至り、残業でどんな結果になるのでしょうか。世の中の夜勤をしている看護師に１００％当てはまるとは限りませんが、朝になるにつれて少しずつ思考回路が停止しませんか？

自分の中のスイッチと言いますか、集中力も切れてくるので、カルテ整理をしているような動かずにできる単調な仕事は訳がわからなくなります。あれ？私だけでしょうか(笑)

何か必要な物を取りに来たはずなのに思い出せない…（認知症じゃないですよ）とか、逆にハイテンションになる看護師も中にはいました。

仕事の終わりが見えない時は、途中から諦めも出てきて夜勤明けのお昼にまで仕事を持ち越したり、夜勤明けの夕方まで仕事が片付かず帰れなかったと言う強者もいました。

そうなると２４時間以上病院にいる事になり、「もう病院に住んだ方がいいんじゃないですかね？」ってなる訳です。

夜勤の仕事を終えて自宅に帰りほっと一息つく瞬間がいいと言っていた看護師もいましたが、それはプレッシャーからの解放と言う意味も含んでいるのかも知れないですね。

確かに自宅や自分の布団は安心するのは私もわかる気がしますし、みなさんもそう思いませんか？

どうしても残業になってしまう場合もあるかと思いますが、そのあとの休みをリフレッシュするためにうまく利用したり、日頃からの体力作りも大切かも知れません。

看護師の夜勤は残業で時差ボケする事があると言う話は本当なのでしょうか。それは…本当です。

私の話を例に挙げると、毎回夜勤後は疲れ果てて自宅に帰る訳です。もちろん顔もすっぴんに近い訳で、病院でシャワーを入ってから帰る看護師もいるかとは思いますが、私は自宅でゆっくり入りたい派でした。

なので、自宅でお風呂に入りながら力尽きて寝てしまった事もありますし（顔以外の全身ふやけて水死体みたくなりました）、すぐに寝てしまうと夜に寝れなくなったら困るけど「ちょっと寝よう」と言う気持ちで寝たつもりが明け方になっていたり…

もう時計の針が６時を指していても、夜の６時なんだか朝の６時なんだかって感じですよね。私の場合は１２時間以上トイレにも起きずに気付けば朝の６時でしたけどね(笑)

そうなると、寝すぎなのかリズムが狂ってなのかはわかりませんが、疲れが取れた感じがしないまま次の勤務に行く事になってしまう訳です。

「えっ？私がだらしないから？」決してそうではないんですよ。私のような経験をした事のある看護師が絶対いるはずです。いますよね？(笑)

看護師の夜勤での残業は転職前に確認しておくべき事だと思います。確かに、仕事に慣れるまでの残業は仕方ない事かも知れませんが、ベテラン看護師でも残業しているとなると１００％自分も残業確定ですよね(笑)
直接聞く勇気がない看護師は、転職サイトに登録をしてコンサルタントに代わりに聞いて貰うと言う手もあるんですよ。それだったら聞いてみたいと思いませんか？