看護師の夜勤は楽だと思われているってほんと？

看護師の夜勤は楽だと思われていると、なんだか納得がいかないのは私だけでしょうか。看護師ならわかると思いますが、決して楽ではないですよね。では、どうして楽だと思われているのでしょうか。

看護師の夜勤は楽だと思われる理由はどこにあるのでしょうか。まず、夜勤の時間帯は患者さんは眠っている時間帯ですよね。なので、眠っている患者さんの様子を時間ごとに見回っているくらいの仕事と思われている場合があるんです。

そんな訳ないですよね！(笑)看護師の夜勤は楽と言うよりは苦だと私は思っています。なぜかと言うと、夜勤中患者さん全員が眠っているとは限らないからです。みんなが眠っているなら楽ですよね。

でも痛みで眠られない患者さんもいますし、認知症で夜になっても寝ずに徘徊してしまう患者さんもいます。また、オペ後の患者さんはモニター監視しながら繊細な処置をしたりしなければなりません。

退院後の不安を抱えて眠られない患者さんもたくさんいます。少しでも患者さんの気持ちを汲むために夜中でも話や訴えを傾聴して共感したりアドバイスをしたりしているんです。

もっと言うと、決められた時間に決められた薬を投与しなければならない患者さんもいるので、とても楽な仕事とは言えません。仕事が一段落した時のほっと一息はありますけどね^^

看護師の夜勤は楽ではない事くらい百も承知ですが、病院や病棟によって大きく変わってくると思うんですよね。まず、急性期病棟は休む暇がない程忙しいのはご存知の通りですし、２４時間救急対応している病院も楽ではないですね。

それに比べると慢性期病棟や回復期病棟は楽と言われるかも知れません。ですが、看護師の夜勤が楽と思われるのは心外ですよね？

私は整形外科などの基本的に患者さんが元気な病棟で働く看護師の友達に話を聞いてみました。すると「確かに骨折しているだけで体は元気な患者さんが多い整形外科は他の病棟に比べて楽かも知れない」と言っていましたね。

ですが、痛みに共感して薬剤を投与したり排泄の援助をするのは他の病棟と変わらず、夜勤は看護師の人数もいないので大変なのはどこも同じ感じがしました。

またその看護師の友達は「どこの職場でも仕事に慣れてくると、忙しい日と楽な日がわかるようになるよね～」と言っていたので、今日の夜勤は楽だと感じた時は楽をしちゃっていいんだと思います（笑）

仕事が楽なところは楽なりに何かしら問題があったりするものです。職場を決める時は楽だけで選ばないようにしましょう。

看護師の夜勤で楽な瞬間と楽しい瞬間ですか…？「仕事中そんな時なんてないよ！」という看護師もいるかと思いますが私も色々考えてみました。

辛い夜勤の最中でも楽な瞬間はありましたね。それは毎日不眠の患者さんが私の夜勤の時に限ってスヤスヤ眠ってくれた時です。その患者さんは起きていると徘徊して転倒したりする患者さんだったので、不眠時はラウンドも一緒に回ったりしていました。

なので、その患者さんが眠ってくれると、いつもより仕事がはかどり「今日は仕事がしやすい！私ついてる！」と感じた事がありました。

また、私の場合の楽しい瞬間は「気の合うメンバーしかいない夜勤」でしたね。先輩後輩を意識することなく仕事ができる仲間と夜勤の時はお互いに「あれやっといたよ！」「これやればいい？」など、夜勤の仕事を効率良く終わらせるために助け合いがありました。

気を遣う事もないのでみんなでできる仕事は一気に片づけ、みんなで仲良く休憩するのが楽しいと感じた瞬間だったと思います。看護に関係ない話をしても怒られないですしね（笑）

みなさんもメンバーによってその日の夜勤のモチベーションが左右される事ってありませんか？気の合う看護師仲間をみつけておくと楽しい夜勤になるかも知れないですよ^^

看護師の夜勤はただでさえ辛いので、今働いている病院よりも楽なところで働きたいと思うのは当たり前かも知れません。

ですが、なにをもって楽だと言えるのかを転職前にしっかり把握しておかないと後悔する事にもなり兼ねませんよね？

なので自分で情報収集するのも限界があると思いますから、こんな時は転職サイトの活用をオススメします。

転職サイトに登録すると担当のコンサルタントが今のあなたの現状をしっかり把握した上で希望にあった転職先を紹介してくれるのです。

自分で決めてしまう前に１度相談してみてからでも遅くはないと思いますよ^^