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看護師の夜勤で急変が起こるのは当たり前と言いますか、急変が起こった時にどう行動するかでその看護師の技量がわかりますよね?急変と言っても様々な疾患によって対処が変わると思いますが、急変を目の当たりにした時、みなさんはどうしているのでしょうか。

看護師の夜勤で急変!オペ後の心肺停止編

看護師の夜勤で急変と言えばこれじゃないでしょうか。心肺停止なんて恐ろしいですよね。心肺停止と言っても色々な状況があると思います。

実際に私が経験した心肺停止を例に挙げますね。まず、CEA(頸動脈血栓内膜剥離術)のオペ後の患者さんが夜勤帯で帰室し、そのまま私が受け持った時の話です。

Drから1時間毎にバイタル測定の指示がありましたが、それでも不安な私はそれ以上に患者さんの病室に足を運んでいました。挿管はされているものの意識がしっかりしていたので、声掛けに反応はしっかりありました。

挿管が嫌だったようですが「明日の朝には抜けるから、1晩辛抱して下さいね」と私は患者さんに言っていました。そして介護員が体交に回るのを手伝う前に、患者さんのところに行きましたが眠れない様子だったのでまた声をかけると頷いていました。

挿管しているせいで声が出ないので口パクでしたが「あんた達は寝なさい」と言ってくれていたんですね。

体交が終わり、10分程しか経過していないのに患者さんの傍に行くとモニター心電図が徐脈になりフラットになりました。私は「さっきまで反応あったのに!」と思い、すぐに「誰か来て!」と他の看護師を呼び、心マを開始しました。

その後、すぐにDrも駆けつけ心肺蘇生を試みましたが、処置の甲斐なく患者さんは亡くなってしまいました。最後の言葉が私達看護師を気遣う言葉だったと思うと涙が止まりませんでした。

私にとっては忘れられない心肺停止の出来事で、この経験を無駄にしないように普段から出来る限りの事は対処できるように勉強やシュミレーションをしています。

看護師の夜勤で急変!腹部大動脈瘤破裂?編

看護師の夜勤で急変と言えば私の中ではこれですね。夜勤で救外担当をしていた時の話です。

吐き気を訴えて私の働く病院に運ばれてきた患者さんでしたが、付き添ってきた家族が「腹部大動脈瘤があると他の病院で言われた事がある」と言っていました。

私の働く病院には循環器内科が無かったので、救急車で他の病院に搬送する事になりました。

私も一緒に救急車に乗り、救急車の中でもモニター監視をしながら血圧が高かったので薬剤を使いながら自動で血圧も測られ、おもおもしい空気が漂っていました。

あと5分で病院に到着と救命士さんが教えてくれたので心の中では「よしっ!」と思ったのも束の間、心電図がフラットになったので正直に言うとテンパりました(笑)

とりあえず患者さんにまたがり心マをすると病院に到着し、心マをしたままストレッチャーで移動し、病院に入りました。私はかなり汗ダクでしたが、そんな事は言ってられませんでしたね。

その後の患者さんの経過は残念ながらわかりませんが、その病院の看護師に心マを代わった時に、忙しい中でも「ご苦労様!」と言われた事は嬉しかったですね。

医療の中で環境が変わっても相手を労わる気持ちは忘れないようにしようと思った出来事でした。

看護師の夜勤で急変!脳ヘルニア編

看護師の夜勤で急変はできれば起きて貰いたくないものです。まず、脳ヘルニアを簡単に説明させて下さい。

脳ヘルニアとは、何らかの原因によって頭蓋の中に浮腫や出血などを起こしてしまい、その部分が脳を圧迫して脳が押し出された状態の事を言います。押し出されると言っても頭蓋骨に守られている脳ですから、行き場所はないですよね?

どんどん頭蓋内圧が亢進し続けると生命の危険につながります。なのでオペを予定していてもオペの直前まで患者さんの状態は細かくチェックしなければなりません。

私も脳出血の患者さんを受け持ち、脳ヘルニアの前兆がないか観察を絶やさなかったのですが、前回の観察から30分程経ち患者さんの瞳孔を確認するとすでにアニソコ(瞳孔不同)を起こしてしまっていました。

すぐにDrやオペ室看護師に報告をして予定よりも早くオペになり、患者さんは一命を取りとめたのですが、麻痺が少し残ってしまいました。

もう少し早く気付く事はできなかったのかと自分を責めましたが、他にも患者さんを受け持っていて「充分早く気付いたから患者さんは助かったんだよ」と先輩看護師に言われた時は心が救われた気がしました。

その患者さんもRHを頑張り在宅へENTしていかれたので、本当に良かったです。毎日の仕事の中でも緊迫感を持って仕事をしなければならないと思った出来事でした。

夜勤をしていると日勤よりも看護師が少ないので、1人の看護師にかかる負担は測り知れませんよね。急変に慣れてしまえば視野も広がるかも知れませんが、慣れるまでには経験や個人差があると思います。

私もプレッシャーに耐えきれず、辞めてしまいたいと何度も思った事がありますが、そんな経験があるからこそ今の自分があるような気もします。

看護師をしていると誰でも悩む事はあるかと思いますが、自分で決めてしまう前に転職サイトのコンサルタントに相談してみるのもいいかも知れません。

気持ちが楽になるアドバイスが聞けるかもしれないですよ^^


執筆者情報

株式会社ドリームウェイ白衣の天使 編集部

白衣の天使は、厚生労働大臣から転職サポート(有料職業紹介事業)の許可を受けた(許可番号13-ユ-314851)株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。


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