看護師の夜勤と妊娠しにくいのには関係があるの？

看護師の夜勤と妊娠しにくい原因に因果関係はあるのでしょうか。夜勤をしているからと言って、妊娠しにくいとは一概には言えない気もしますが、詳しく考えてみましょう。

看護師は夜勤で妊娠しにくい体質になるという話を聞いた事はありませんか？それは本当なのでしょうか。

まず、夜勤をするという事は昼夜逆転の生活をするという事になりますよね。日勤もしている看護師にとっての夜勤は不規則な生活を強いられるという事になる訳です。

自分で規則的な生活を心掛けている場合は別として、夜勤明けにすぐ疲れて眠ってしまったり食事をろくに摂らないなどの不規則な生活を続けていると自覚症状はなくても身体に異常が出てくる場合があります。

女性の場合指針となるのは生理不順ではないでしょうか。「いつもはもう来ているはずの月経がまだこない」「２週間遅れて生理が来た」なんて看護師あるあるですよね。

妊娠するためには、ある程度決まったサイクルで生理がこなければならない事は看護師なら誰でも知っているはずです。定期的に採血や検査をして自分の身体の状態を知っておく必要があるかも知れないですね。

看護師の夜勤で妊娠しにくいと言われてしまった場合、どうしたらいいのでしょうか。実際私も夜勤が原因で妊娠しにくいと診断された１人です。

根拠はありませんが、子供は当たり前にできると思っていたのでショックも大きく、いずれ結婚をして子供も欲しいと思っていたので落ち込みました。

それから私はどうしたのかと言うと、まず所属している病棟の科長に診断書を見せて相談したんですね。すると「結婚したら夜勤減らすね」と言われました。

この対応は間違っていると思います。いくら夜勤のできる看護師が少ないとはいえ、私の身体の事を考えてくれていない返答でした。確かに相談した時は結婚していませんでしたが、結婚する予定はありましたし、結婚してから本当に夜勤を減らしてくれるのかを疑ってしまいました。

実際、結婚をする時に科長に報告をしましたが、夜勤は減らしてくれず時間が過ぎていき、再度科長に掛け合いましたが「今夜勤を減らすとして、その穴埋めをしようにも他に夜勤のできる看護師がいないのでもう少し待って」との事でした。

様子を見ていましたが、私の夜勤を減らしてくれる感じはなかったので見切りをつけて転職する事にしたんですね。

上司に恵まれていなかったと言われればそうかも知れませんし、妊娠しにくいと言っても全く妊娠できないと言われた訳でもなかったので微妙なところでしたが、看護師の体調を考えてくれるところで働きたいと思ったのです。

上司に相談したことできちんと掛け合ってくれる病院もあると思いますし、日勤のみの勤務にしてくれる病院もあると思います。

ここで言える事は自分の身体は自分で守ると言いますか、自分でしっかり把握しておかなければならないんだと痛感しましたね。

看護師は夜勤で妊娠しにくいという統計が出ているのをみなさんは知っていますか？例え妊娠しても仕事をしていると腹部に力が入ってしまい、流産をしてしまったり胎児が順調に育たなかったりという問題があります。

事務的な仕事をしている女性に比べ、看護師の仕事は体力も使いますし走ったりもします。やむを得ず患者さんを抱えてしまう事なんて日常茶飯事です。

それでも順調に出産をする看護師もいますが、早産になってしまう看護師が本当に多いんですよ。

妊娠しにくいと言われていて、やっとの思いで授かった子供に仕事のせいで負担はかけたくないのが本音ですよね。

妊娠しにくい統計が出ているからと言って諦めないで下さい。そんな時は自分に合った職場を探してみるのもいいかも知れませんし、自分と同じ体験をした看護師の話を聞いてみるのもいいですね。

看護師が夜勤で妊娠しにくいのは今始まった事ではなく、昔から問題視されていた事です。今もなお看護師不足と言われている状況ですから、これからもこの問題と向き合っていかなければならないんですね。

自分の身体のためにも無理は禁物です。こんな時は患者さんよりも自分の身体や家族の事を１番に考えてもいいと思います。

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