看護師の夜勤の人数ってどんだけ？

看護師の夜勤の人数は患者さんの人数に合わせて変動しませんよね？決まった人数の看護師が患者さんの人数に関わらず夜勤をなんとかこなしている場合が多いのではないでしょうか。

看護師の夜勤の人数が少ないとどんな事が予測されるでしょうか。予測というよりは実際看護師の人数は不足している病院が多いと思うので、リアルな内容になってしまうかと思います（笑）

夜勤中看護師の人数が少ないと看護師１人にかかる負担が増しますよね。仕事量も増えますし、担当する患者さんの人数も多くなります。そうなるとやらなければならない仕事と時間に追われる焦りからミスが増える確率も増します。

１人の患者さんにかけられる時間が減るので、いっぺんに話しかけられたり援助を求められたとしてもすぐに対応したくてもできない状況が多くなりますよね。

患者さんに「看護婦さぁーん！」と呼ばれ「ちょっと待って～順番に行きますから！」みたいなやり取りをよく聞きませんか？

そんな時に限って何人もの患者さんに呼ばれ、まさに売れっ子状態になる訳です。１人では対応しきれない…と感じた時は他の看護師やスタッフに協力して貰ったり、優先順位を自分で判断して行動しなければならないんですね。

無駄な動きをしなくて済むように夜勤をしている看護師の頭はフル回転なはずです。例えば、○○さんからコールが来た→訪室したついでにトイレ誘導→眠剤も飲ませちゃおう！みたいな感じです。

看護師が増えて欲しいと期待しつつ、なんとか今いる人数で夜勤しているんですね。

看護師の夜勤で人数が多いと感じながら仕事をした事が私はないので、憶測で話を進めて行きたいと思います（笑）

夜勤で看護師が多いと、ゆっくり患者さんと関わる事ができて、眠れない患者さんの話を聞いたり次の日の日勤の準備をしてあげたりと全てにおいてゆとりを持って仕事ができると思います。

忙しい中で確認作業をするよりも、時間に余裕がある状況なので確認ミスも減るのではないでしょうか。夜勤中に夜勤以外の仕事ができたり、残業もなく定時で帰る希望も持てます。

仮眠時間も取れると思うので、疲れを明けの日に引きずらないで済むかも知れません。客観的に見ると、仕事をしていない看護師もいるように見えてしまうかも知れませんね（笑）

看護師の夜勤の人数が変化した時の実際の話をしましょう。私の働いていた病棟は夜間の救急外来も担当している急性期病棟だったので、基本的に看護師が３人いました。

後輩看護師と先輩看護師が部屋担当で私が救外担当だったんですが、救急車で運ばれてきた患者さんが私の働く病院では手に負えないという事で他の病院に搬送する事になったんですね。

それがすぐに帰ってこれる距離の搬送でもなかったので病棟にいる看護師に連絡を入れました。私が搬送について行くとなると私が戻るまでの間、単純計算で病棟の看護師が２人になってしまいます。

救急外来担当という事はこんな事態も想定しているにはいますが、たまたま忙しい夜勤だったのもあり「さすがに看護師２人で病棟はきつい」という判断をしたんですね。

となると、非番の看護師に連絡を取る事になる訳です。まず科長に電話連絡をし「科長！これから搬送だって！」と先輩看護師が言っています。

科長は「今から？！わかった～誰か夜勤できそうな人に連絡取るからそれまで２人で持ちこたえて」と言っていたそうで、私は安心して搬送に行きました。

３時間ほど経過して搬送から病棟に戻ると、科長が白衣を着て仕事をしていたんですね。「出て来れる看護師が誰もいなかったのかな…」と思いましたが科長は「休みだったし、私が出てきた方が早かった」と言っていました。

臨機応変に勤務を変えたり、判断しなければならないのは本当に大変だと思いましたが、あとから先輩看護師が「まさか科長がくると思ってなかったから気が張っていつもより疲れた」と言っていましたね（笑）

基本的に決められた看護師の人数はいますが、様々な状況で看護師の人数に変化がある事もあるようです。待っている看護師にとってピンチヒッターはいわばヒーローですね。

看護師の夜勤で人数が変化するのには色々理由がありますが、人数が減っても増える事はほとんどないのではないでしょうか。

そうなると看護師１人にかかるプレッシャーも増して、仕事量も増えてしまいますよね。こんな事が続くと転職を考えたくなる気持ちもわかります。

他の看護師はどれくらいの割合で患者さんを受け持っているのか、夜勤は何人でこなしているのかなど自分では調べきれない場合もあると思います。

そんな時は転職サイトに登録すると、コンサルタントを介して情報を知る事もできるんですよね。参考までに登録をして調べてみるのもいいかも知れません^^