看護師の再就職時期はやっぱり４月？

看護師の再就職の時期はやっぱり４月？って思う人は多いですよね。

「４月入職の新卒看護師と一緒に指導して貰えるから」という理由や「新年度でキリがいいから」って理由で４月を選ぶ人もいるかと思いますが、実際のところはどうなのでしょうか。

私は４月に入職した事も１１月という中途で就職した経験もあるので、少しは参考になるかと思うので書きますね。

看護師の再就職はその時期によって違いがあるのかという疑問に答えたいと思います。その答えは…あります！

私の経験談になりますが、自分の個人的な都合も含め１１月に面接に行き、４月からの採用を希望したんですよ。でも面接中に話が変わって「今月からすぐに働いて欲しい」と言われたんですね。

再就職先に必要とされていると思ったので、採用してくれるならと再就職先の都合に合わせる形で働き始める事になったんですが、実際は指導もプリセプターというよりは「わからない事があったらその時いる看護師に聞いて」と言われ、ほぼ手探り状態での入職でしたが、４月に入ってきた新卒看護師や中途採用の新人看護師にはきちんとプリセプターがついていました。

入職時期が違うだけで質問しやすい環境にまで影響するのかと実感しましたね。

メリット

新卒看護師と同じペースで指導を受ける事ができる

日々の業務だけでなく、研修も新卒看護師と一緒に受ける事ができるのは１から学びたいと思っている人なら嬉しいはずです。

新卒看護師よりも目立つ事ができる

新卒看護師と一緒の指導を受けたとしても、少しでも経験のあるあなたは新卒看護師よりも「使える！」と思われる確率が高いです。

デメリット

新卒看護師の就職がすでに内定していて募集が少ない場合がある

国家試験の合格を待たず就職活動をしているため、中途採用希望者が４月に入職したいと思っても新卒看護師で定員が埋まっている場合があります。

新人看護師だけど新人じゃないという空気を感じる

気分一新、新人看護師として就職したとしても就職先の看護師は、どこかで「経験あるくせに」と思っています。そう思われないために知ったかぶりはせず、低姿勢で教わる気持ちを忘れないようにしましょう。

メリット

自分のペースを貫ける

自分から教わりたい事を伝えて、どんどん吸収していかなければなりませんが、同時に入職する看護師が自分以外にいない場合は比較的自分のペースで覚える事ができます。

競争にならない

同じタイミングで入職した看護師が他にいると、比較対象にされたり「こんな事もできないの？」なんて言われたりして嫌な思いをする事があると思いますが、中途採用は自分１人って場合が多いと思うので入職した時点での比較はないですよね。

デメリット

教わる側から見たデメリット

４月以外に就職すると、職場の空気に溶け込むまでに時間がかかるイメージがあります。なぜかと言うと、職場内の空気と各々の看護師の役割が出来てしまっている事に原因があると思います。

それは指導体制にも言える事で、年間を通した指導を受けられない事で指導方法にムラができたり、指導自体がおろそかになってしまう場合が多いんですよね。

質問しても軽くあしらわれたりすると、教わる側のモチベーションも下がってしまいます。

教える側から見たデメリット

経験があって再就職をしてきた看護師を指導する立場から見ると結構面倒なんですよ。

これは私が自分よりも経験も年齢も上の看護師を指導した時に感じた事なんですが、１つ教えるにも「これくらいわかるし！って言われたらどうしよう」とか、逆に質問された時には「こんな事もわからないんだ」と思ったりしました。

丁寧に指導していたつもりでいたので、教える側も気を使って普段の業務をするよりも疲れた記憶があります（笑）

有給などのタイミングがみんなとずれる

当たり前ですが、中途採用は有給が増える時期が４月入職の看護師とずれますよね。喜びを分かち合えないってだけですけど（笑）

いかがでしたか？再就職前に働いていた職場を辞める時期にもよりますが、４月に入職してくる新卒看護師のためにプリセプターを準備している職場が多いと思うので、４月に入職した方が新卒看護師に便乗して教わる事ができる確率が高いというのは本当だと思います。

でも教育体制の整っている職場は、中途採用でもプリセプターを付けてくれるところもあるので、そんな時は看護師転職サイトに登録をして、担当のコンサルタントに「プリセプターを付けてくれる職場」探しを一緒にして貰うとスムーズに転職できると思いますよ^^