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看護師がブランクを経て、身体的な病気が再発しないように再就職するためにはどうすれば良いのでしょうか?
身体的な病気が原因でブランクがある看護師さんの体験談を交えながら、再発せずに看護師として再就職する方法を教えます!
看護師のブランクの原因が身体的な病気の場合の、退職から再就職までの体験談をご紹介します。
新卒で総合病院に入職して、整形外科病棟に配属になりました。整形外科は意識がクリアな患者さんが多かったので、患者さんとお話しながら仕事ができて楽しかったのですが、1年目の後半あたりから、腰が痛くなってきたんです。
患者さんを車イスに乗せる時やストレッチャーに移動させる時とか、思わず「う!」って声が出ちゃうくらい。
それを我慢しながら働いていたら、オムツ交換で少し屈んだだけでも、痛くなってきて。整骨院に通ったりもしたんですが、あまり良くならないし。立っているだけでも、腰が痛くて、脚の痺れも感じるようになってきたので、あまりにも辛くて辞めました。
コルセットをしていると、少しは楽になるんですが、それでも痛いし、「コルセットをして、痛みを我慢してまで、働かなくちゃいけないの?」と思ってしまって。
退職後は実家に戻って、定期的に整形外科に通いつつ、座ってできるテレアポのバイトなどを時々しながら、過ごしていました。
やっぱり力仕事をしないと、少しずつ腰の状態が良くなってきて、日常生活をしていく中では、痛みを感じることはなくなったし、コルセットをする必要もなくなったので、看護師への復帰を考えるようになりました。
テレアポのバイトよりも、看護師の仕事の方が好きですし。腰の痛みがなくなると、やっぱりまた看護師の仕事がしたいなって思えるようになったんです。
看護師に復職することを決めた時に、一番こだわったのはやっぱり腰への負担。整形外科病棟は、楽しかったけど腰を痛めるからNG!
地元の友達が、介護士をしていて、「介護施設の看護師さんは楽そうだよ」と教えてもらったので、介護施設に再就職しました。
念のため、コルセットをしながら働いていますが、介護業務や力仕事はないので、今のところ腰痛持ちの私でも、腰痛は悪化せずに働くことができています。
看護師のブランクの理由は様々ですが、身体的な病気が理由で退職して治療に専念したため、ブランクがあるという人は多いと思います。
どんな病気でブランクがあるのかは、人それぞれ。でも、多いのは体験談にもあったように腰痛だと思います。
腰痛は看護師の職業病とも言えるものですから。まぁ、あれだけハードな仕事をしていれば、腰痛になるのもわかりますよね。
看護師の職業病である腰痛は、年齢を問わないという特徴があります。体験談の人のように、若くて独身の看護師さんが腰痛で退職する場合もありますが、ベテラン看護師さんが腰痛が原因で退職する場合も多いですね。
そのほか、看護師さんに多い身体的な病気は、自律神経失調症。これは、精神的な病気とも関係してきますが、生活リズムが乱れて、自律神経失調症になる人は多いんです。
看護師はブランク中にどんなことを考えて、再就職しようと決意するのでしょう。身体的な病気でブランクがある人に共通しているのは、看護師の仕事が嫌になったわけではないこと。
気持ちの上では、看護師の仕事は続けたいと思っている。でも、身体がついていかないんです。
そのため、身体的な病気でブランクがある看護師さんは、ブランク中に治療に専念して、病気が良くなれば、また看護師として働こう、再就職しようと思えます。
ただ、看護師に復職する時に、心配なことが1つ。それは、再発しないかということ。看護師として働いたら、また病気が再発するんじゃないかと思うんです。
再発が心配で、看護師として再就職したいけど、なかなか一歩を踏み出せないという人も多いのではないですか。でも、再就職先をきちんと選べば、再発のリスクはグッと低くなるんです。
看護師がブランクから復職する時のおすすめの再就職先をご紹介します。
身体的な病気が原因のブランクから再就職する時に、一番考慮しなくてはいけないのは、体力的に楽なこと。
これは、腰痛が原因でブランクがある看護師さんはもちろんですが、自律神経失調症の人も、それ以外の色々な病気全てに共通していることです。
病み上がりは身体を大切にしなくてはいけませんから。看護師の職場の中でも、体力的に楽に働ける再就職先には5つあります。
身体的な病気が原因でブランクがある看護師さんにおすすめの再就職先。まず1つ目は、介護施設です。
介護施設は介護士さんがいますから、介護業務は介護士さんの仕事になります。看護師は内服管理やバイタルサインのチェック、皮膚処置、排便管理などの看護業務に専念できます。
また、緊急入所はありませんし、利用者さんの急変も少ないので、体力的に楽に働くことができるんです。
体力的に楽なら夜勤もOKという人は、介護老人保健施設や有料老人ホームを、日勤のみが良いという人は特別養護老人ホームを選びましょう。
身体的な病気が原因でブランクがある看護師さんは、デイサービスもおすすめです!デイサービスも介護施設に近い環境ですので、看護業務に専念できます。
利用者さんの健康管理やリハビリの手伝い等は行いますが、介護業務は行わないので、体力的に楽に働けるのです。
また、デイサービスは普段は在宅で過ごしている人が利用するので、急変するリスクが少ないですから、突然バタバタすることもありません。
デイサービスは完全に日勤のみで、夜勤はもちろんオンコールもないのが嬉しいですね。
健診センターも体力的に楽に働けるので、身体的な病気でブランクがある看護師さんにはおすすめです。
健診センターの看護師の仕事は、ズバリ採血。健診センターの看護師は、ただひたすら採血をすることが多いので、座って仕事ができますし、力仕事もありません。
残業も少なく、日勤のみの仕事なので、病気の再発が心配な看護師さんにはピッタリだと思います。
身体的な病気が原因でブランクがある人は、学校の保健室で働くと、再発リスクが低くなると思います。
学校の保健室は看護師免許だけで働けるんです。小学校~高校は一部の私立学校のみですが、専門学校や大学はほとんどの学校の保健室で働けます。
学校の保健室はデスクワークが中心ですから、体力的に楽に働けると思います。
身体的な病気が原因でブランクがある看護師さんが、再就職するのにおすすめの職場、最後は企業の医務室。
企業の医務室はデスクワーク中心なので、腰痛がある人も、そのほかの病気の人も、安心して働ける環境です。
社員の人の健康管理や、健康診断を受けての健康指導、メンタルヘルスなどが、企業の医務室の看護師の仕事です。
看護師がブランクから復職するのにおすすめの再就職先を5つご紹介しました。この5つの職場の中で、求人数が多いのは介護施設かデイサービス。
そのため、身体的な病気が原因でブランクから再就職する時には、介護施設かデイサービスを選ぶ人が多いと思います。
介護施設かデイサービスを選ぶ時の注意点を確認しておきましょう。
まず、絶対に確認しておくべきことは、本当に力仕事はないのかということ。介護施設やデイサービスでは、介護業務は介護士さんの仕事。これは間違いありません。
でも、職場によっては、看護師も介護業務をすべきとしているところがあります。その職場に再就職すると、体力的にきつくなるので、腰痛や病気が再発して復職失敗になります。
介護施設やデイサービスに再就職する時は、看護師の業務範囲やどの程度介護業務をするのかを必ず確認して下さい。
夜勤やオンコールの回数も確認しましょう。これは、介護施設に再就職する看護師さん限定の確認ポイントです。
病院は診療報酬上、1ヶ月の夜勤時間が72時間までと制限されています。でも、介護施設は夜勤時間の制限はありません。
そのため、きちんと確認しておかないと、1ヶ月に夜勤に6~7回も入らなくてはいけない時もあります。
また、オンコールも週に2~3回もオンコール当番があって、そのたびに呼び出されていたら、夜勤をやっているようなものです。
そのため、病気を再発させないためにも、楽に働くためにも、夜勤やオンコールの回数を調べておきましょう。
介護施設やデイサービスに再就職する時のポイント、最後は看護師と介護士の仲は良好かということ。
介護施設やデイサービスは、看護師と介護士の仲が悪いところが多いんです。介護士が看護師に嫉妬していたり、看護師が介護士を見下していたり。
介護士さんが協力的に働いてくれないと、看護師の仕事は増える一方です。的確に、タイムリーに介護士さんが利用者さんの報告をしてくれると、看護師の仕事は減るし、楽になります。
だから、身体的な病気のブランクから再就職するなら、看護師と介護士の仲が良好な介護施設やデイサービスに再就職することをおすすめします!
看護師が身体的な病気が原因のブランクから復職する時の、おすすめの再就職先や注意点をまとめました。
ブランクの原因となる身体的な病気にはいろいろありますが、特に腰痛が多いと思います。腰痛は再発しやすいので、無理せずに再就職しましょう。働く時は、コルセットは必須ですよ!
ブランクから復職したい看護師さんは、転職サイトを利用して求人を探しましょう。転職サイトは、担当のコンサルタントがあなたに合った求人を探してくれます。
介護施設やデイサービスで働く場合は、力仕事は本当にないか、夜勤やオンコールの回数、看護師と介護士の関係性を調べてくれます。
また、転職サイトなら健診センターや学校の保健室、企業の医務室の求人もたくさん扱っていますので、病気の再発のリスクが低い職場で働けると思います。
白衣の天使 編集部
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