整形外科 看護師が辞めたいと思うきっかけ・瞬間は？

整形外科の看護師が辞めたいと思うきっかけ・瞬間についてリアルな内容で進めて行くつもりなのでついてこーい！って嘘です。

さらっと読んで貰えるだけで嬉しいです（笑）今回の話で私にリアルな話をしてくれたのは、去年まで整形外科で働いていたいとこの愛ちゃんです（←誰だよ）

整形外科の看護師が辞めたいと思うのは「オペが大工さんみたいだから」って愛ちゃんは言っていました（笑）冗談みたいですが、本当の話らしいです。

整形外科は、主に「骨折」や「関節痛」がメインと言ってもいいでしょう。その中でも骨折は予期せぬ場合が多く、もちろん経過はみますが、オペになる確率が多いと言えます。

他の病棟や診療科のオペは、繊細な手技が求められ、血液ダクダクのホルモン見えまくりなイメージを持っている人もたくさんいますよね？私はそう思ってましたけど。

ですが、整形外科のオペは「骨」や「腱」が相手です。使う物品も骨を叩く金槌のような物から、関節と骨を固定する釘のような物まで使うので、「大工さん」のように見えても仕方ないかも知れません。

大工さんのようなオペに慣れてくると「他の診療科のオペはもっと細かなオペなんだろうな」「整形外科領域以外のオペってどんな感じなんだろう」と好奇心さえ覚えるようになり、それが「他の科で働いてみたい」と思うようになっているみたいですね。

整形外科の看護師を辞めたい原因で「色々な角度から患者さんを看てみたい」という言葉の裏にはどんな意味があるのでしょうか。

整形外科で治療するのは骨折だけではありませんが、わかりやすいので骨折を例に話をしますね。骨折は事故や骨がもろくなる事で起こりますよね。

簡単に言うと、骨が元に戻るのを待ちつつリハビリを重ね、日常生活に支障がなくなると退院できる目途になります。

簡単に言うと整形外科領域では、骨折や周囲の関節を見ていればいいという事になります。

それが、内科だとどうでしょう。咳をしている患者さんが病院を受診するとしますよね？

あなたは「風邪かな？」「喘息はないかな？」「肺はどうだろう、喫煙歴は？」「昔結核にかかってないかな？」など、症状は１つでも色々予測できる事があります。

整形外科は患者さんも元気な人が多く、覚える事も簡単で働きやすいという一面がありますが、「色々な角度から患者さんを看てみたい」「看護師として知識をつけたい」と意欲があって、上を目指す看護師にとっては少し物足りなさを感じるようですね。

整形外科の看護師を辞めたいのは「患者さんときちんと関わりたい」からだそうです。これは愛ちゃんが１番強く言っていた事でした。（←だから誰だよ）

愛ちゃんとの話をそのままここに書きますね。まず、「整形外科は整形外科で面白いんだよ」と言っていました。

それは「患者さんが元気だから、自分も元気でいられる」「患者さんが元気になる経過がはっきりわかるから看護してる感がある」と思って働いていたそうです。

でも今は、整形外科とは全くと言っていいほど接点のない循環器で働いているので、その理由を聞いてみました。

「整形外科で働いている時の夜勤で、オペ後の患者さんが急変して自分は何もできなかったから」と言っていました。

もちろん看護師としての経験も浅かった時の話ではありますが「オペ後に血栓が飛び、心筋梗塞を起こした患者さんがいたんだけど、心電図も見れなければ次何をしていいかもわからず、ただ立ち尽くしたの」と教えてくれました。

もちろん夜勤は１人ではなく他の看護師もいたので、急変した患者さんに対しての処置はきちんとされていたようですが、他の科での経験があるとこんなにも違うんだと目の当たりにした事が「転職して他の科も勉強したい」という行動になったようです。

整形外科で働いていても患者さんとは関われますが、いくつもの疾患を抱えている患者さんと関わる事で、看護師として自分なりに色々な角度からアセスメントできるようになりたかったというのが１番の理由でした。

整形外科で働いている看護師を見るといつも楽しそうにしている気がしていましたが、他の科で働く看護師と同様に、整形外科で働く看護師なりに思う事はあるみたいですね。

整形外科での経験も看護師の経験としては決して無駄ではありません。ですが、自分の看護師人生について考えた時に「整形外科で始まって、他の科を見ないで終わっていいのだろうか」と悩む気持ちもわかります。

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