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ヘルニアを看護師は再就職する時に隠してはいけません。
もし、ヘルニアという事を隠して症状が悪化でもしたら、もう2度と看護師として働く事ができなくなるかも知れませんよ。
「ヘルニアの事を面接で話して、落とされたらどうしよう」「ヘルニアが悪化する職場と悪化しない職場ってどういうところ?」って疑問にお答えします。
再就職の面接の時に自分がヘルニアという事を正直に面接官に伝えた結果、ヘルニアが原因で不採用になる職場なんて、こっちから願い下げですよ!そう思いませんか!?
ヘルニアという事を隠して再就職し、働いてから症状が悪化するような結果になってしまったら、あなたの看護師人生にも大きく関わってくると言っても過言ではありません。
なぜここまで強く言うのかというと、私は腰椎ヘルニア持ちの右鼡径ヘルニアオペ経験者です。ヘルニア先輩と呼んでもいいですよ(笑)
腰椎ヘルニアは毎日の業務での度重なる負担(患者さんを抱えたりなどのトランス行為)が原因でした。動けないほどではありませんが、毎日腰椎ベルトは欠かせません。
さらに気温(季節)にもよりますが、下肢の感覚に違和感を感じる事もあります。
Drには「これ以上悪化するとオペもありうるだろうね~」って言われた時は正直ビビりましたね。腰に爆弾を抱えている気分です。
鼡径ヘルニアは、元々患っていたのかも知れませんが、患者さんがバランスを崩して転倒しそうになった時にとっさに支え、それから鼡径の卵大の大きさの膨らみが元に戻らなくなったのでオペとなってしまいました。今は症状がないので大丈夫です。
結論を言ってしまうと「ヘルニア持ち看護師=使えない看護師」と考えている職場は働いている看護師を大事にするどころか、故障したら使い捨てのような粗末な扱いしかできない職場に決まっています。そんな職場は最初からやめておきましょう。
さらに看護協会によると看護師の半数が腰痛持ちという統計が出ています。
看護師なら避けられない持病のようなものと言っても過言ではありませんが、腰痛からヘルニアに発展してしまうとやっかいですよね。
病棟によって雰囲気が違うように、仕事内容にも違いがあります。その中でも慢性期病棟や脳神経外科病棟で働く看護師は、腰椎椎間板ヘルニアと診断されるケースが多いって知っていましたか?
私も脳神経外科で働いていた経験があるので言わせて下さい。他の診療科よりも重労働が多い背景があるからです。
脳疾患は四肢の麻痺や下半身不随などの症状が出ます。リハビリを重ねて日常生活に支障がないくらいまで回復する患者さんもいますが、退院する時も何かしらの援助が必要な状況で退院していく患者さんもいます。
入院期間中は、食事や排泄、入浴まで全て介助が必要な場合もあります。車イスやベッド間の移動に介助は当たり前です。
寝ている間の体交も時間毎に行われています。腰に負担とならない訳がないんです。慢性期病棟も寝たきりの患者さんが多いとなると、介助量が増えるのは言うまでもないですよね。
腰椎椎間板ヘルニアになる看護師の特徴を教えちゃいます。
それは患者さんのためにという気持ちが人一倍強い人と負けず嫌いな人です。
この性格の看護師がダメと言っている訳ではありません。この性格の持ち主に共通して言える事は、ついつい無理をしてしまうという事なんですよ。
自分よりも患者さんを優先してしまったり、自分の事よりも成果を残したい方を優先してしまうのは悪い事ではありません。でも知らず知らずのうちにあなたの身体には負担となっているんですよね。
「腰が痛いな~」「たまに痛むだけだからまだ大丈夫か」と身体から危険なサインが出ているのにも関わらず、転職するまでの行動に移さないうちに致命的になって退職を余儀なくされるケースがあります。
無理を続ける事で腰椎椎間板ヘルニアを発症し、転職をしようにも転職先を決めるには選択肢がなさすぎる状況に陥る看護師も少なくありません。
ヘルニア持ち看護師に知っておいて貰いたい事について話をしてきましたが、職場についてもっと具体的に話を進めてみましょう。
急性期は制限ある生活に加え、一定期間安静にしなければならない場合が多いですよね。
細心の注意を払って処置の際に患者さんの身体を動かしたりしなければならない状況もあります。
医療行為はなくても、1人での生活が困難でなにかしらの援助が必要な方が入所しています。
看護師よりも介護員が多い状況でも介護は全て介護員に任せっきり…って訳にもいかないはずです。
訪問入浴は患者さんのお宅を訪問して入浴介助をするお仕事です。入浴後の処置も含まれます。
病院と違って限られたスペースで患者さんの入浴に付き添うと、きちんとした体勢が取れなかったりで腰に負担がかかる場合もあります。
開放病棟は入院していても身体が不自由な訳ではないので、買い物などの付き添いはよくある事でも介護はほぼありません。
リハビリ目的での通院、関節の痛みや骨折での入院など幅広い年齢層と患者層になっています。他の科に比べて患者さんの入れ替わりが多いのも特徴ですね。
それなりに高齢者が多いのも否定できませんが、高齢者ばかりに偏っている訳ではないので重労働が少ない傾向にあるため、他の科と比べると腰への負担が少ないと言えるのではないでしょうか。
外来に通ってくる患者さんは軽傷の方が多く、介助が必要になる状況は稀です。
腰への負担が少なくヘルニア持ちの看護師にとっては働きやすいかと思いますが、下肢のむくみなど、別のところに症状が出る場合もあります。
目の治療がメインですから、処置も点眼やオペ後の消毒など簡単なのが多いと聞きました。
入院した事のある私の母親も「すごく丁寧だけど仕事は楽そう」と言っていました(笑)
献血センターや健診センターなどの毎日決められた仕事をこなす職場ですね。主に採血や検査の介助がメインとなるので腰に負担はかからないでしょう。
精神科と言えど、幅広い年齢層の患者さんが入院しています。介護が必要な場合もあれば、ベッド数確保のために一時的に他の科の患者さんを受け入れている精神科もあるようですね。
介護が必要な患者さんがいるとなると、腰への負担が出てくる原因になりますし、難しい精神科の患者さんとの関わりの中でストレスを抱える事によって心因性の腰痛を患う場合も少なくありません。
また、稀に閉鎖病棟では暴れる患者さんをスタッフ数名で抑えなければならない時に、体力を消耗する場合があるようです。
整形外科によってはギプスを持ったりなどの仕事が結構あるようです。Drがやりやすいように介助する時って意外に介助している看護師の姿勢が悪かったり、ギプス自体が重く、腰に負担がかかってしまいます。
ちなみに私の住んでいる地域を例に出すと、夏は病院の経営が心配になるほど暇みたいですが、冬になると一変して転倒やスノースポーツによる骨折の患者さんが増えるため、スタッフが足りないと感じるほど忙しいと聞いた事があります。
看護師や介護士の持病とも言われている腰痛やヘルニアですが、1人でも腰痛持ちの職員を増やさないように職場によっては腰痛マニュアルを作り、腰痛防止のための教育体制がしっかりしていて、体位交換の際のスライディングシートや移動の際のリフトを導入している職場もあります。
ですが、看護協会によると、このような職場は全体の4割にも満たなく、まだ腰痛を重要視している職場は少ないのが現実です。
転職先を決めてしまう前に、腰痛についてどういった対策を取っているのかを確認するのは必須ですね。
いかがでしたか?看護師とヘルニアは切っても切り離せないと言っても過言ではありません。
若いからと言って無理を続けると看護師としての将来に関わりかねません。かと言って、介護度の低い職場を選ぶと看護師としてのやりがいは得られなくなるかも知れません。
そんな場合はどうしたらいいのかと言うと、やりがいがある分、本来介護度が高い職場だけども、腰痛防止の対策をしっかりしている職場に転職すればいいのです。
確かに、働いている看護師の腰痛の状態を定期的に確認していたり、介護量を減らすためにスライディングシートやリフトなどの介助・介護設備を充実させている職場はまだ少ないです。
だから、自分ではそういった職場を探すのが難しいとあなたは思っているかもしれません。
そんな場合は、看護師転職サイトに登録をしてみる事をオススメします。登録をするとあなた担当のコンサルタントが、あなたに代わって転職先の仕事内容を詳しく確認してくれるので、働いてからヘルニアの心配をしなくても済みます。
事前に色々知る事ができるのは参考にもなりますし、すぐに転職を考える事にもならないので転職に失敗する事もないですよね。この話を参考にコンサルタントに相談してみて下さい^^
白衣の天使 編集部
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