【看護師の転職】大学病院への転職を考えているあなたへ

【※この記事は、白衣の天使がインタビューした体験談です】

看護師の転職で大学病院を志望する人も多いですが、一般病院との違い、ご存じですか？

実は風潮の違いに、大学病院へ転職したけれどすぐに辞めてしまう人も少なくありません。

お給料の良いイメージだけが先行してしまい、業務内容もよく知らないまま募集広告に飛びついていませんか？

一般病院から大学病院へ転職した人のお話を伺ってみましょう。

大学病院で勤務し始めて一番に感じたのが、ここは【教育機関】だということ。

私はナース3年目の転職だったので今は実務をこなしていますが、系列の看護学校や学科などがある場合は新人看護師の数も多いので、ベテランナースの場合は教育係を任命されることもあるそうです。

また、研修医の数も多いので点滴や胃ろうの管理など、一般病院では看護師がしていた事も研修医が行う病院もあります。

これまで自身で行っていた判断を医師に聞いてから行動する、という暗黙のルールに初めは戸惑いましたが、私は慣れてしまえば問題はありませんでした。

しかし自己判断よりも医師への相談を優先されたり、マニュアル重視の風潮があるので自身の力や経験を活かし率先して働きたいタイプの人には馴染みにくい環境かもしれません。

大学病院は一般的にお給料の良いイメージがありますが、大学病院でも格差があるのが事実です。

昇給があるけど初任給の低い病院もあれば、基本給は良いけれど夜勤手当などの諸手当が低い、などのケースもありますのできちんと見分ける事が重要だと転職エージェントのコーディネーターさんに教わりました。

私の場合、給与に不満があって大学病院への転職を考えていたので、拘束時間と給与をきちんと把握することを勧められました。

基本給は上がってもサービス残業続きで、明細を見たら前職とあまり変わりがなかった…事もあるそうです。

また、公立や国立の大学病院は福利厚生が充実しているイメージがありますが、こちらも変わりつつあります。

病院勤めと言えど公務員には変わりがなく、ボーナスカットや福利厚生削減が行われつつあるので、【大学病院だから安心】ということもこれからなくなるのかもしれませんね。

最近では看護師向けの投稿サイトなどもありますので、病院選びに目星がついたら一度覗いてみるのもいいかもしれません。

このように「大学病院」とひとくくりに話すには複雑過ぎるのが大学病院。

病院ごとの個性も、特色も、なかなか一人では情報を集めきれませんでした。

そんな時に私の転職をサポートしてくれたのが看護師向けの転職エージェント。

それぞれが開設する転職サイトに登録すれば、専任のコーディネーターが就職までを手厚くサポートしてくれました。

上手に退職する方法や面接練習、面接同行なども行ってくれるので、転職初心者さんやまずは相談から始めたい人にもお勧めです。

私の登録したサイトでは病院ごとの特徴はもちろん、希望の課の人間関係に関する情報まで持っておられて…驚きでした！

この転職が貴方にとって輝く未来へ続く転職となることを願っています。