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【※この記事は、白衣の天使がインタビューした体験談です】

看護師の転職で外来勤務は人気がありますが、そのお仕事内容を正しく理解している人はどのくらいいるのでしょうか。

病棟勤務に比べて夜勤もないし、急患もないし楽だよね、なんか雑務ばっかやってるイメージあるけど。そんな人も少なくないのではないでしょうか。

今回お話を伺うAさんも、外来勤務に就くまでは少しお仕事内容を誤解していたようです。

看護師の転職 外来勤務は楽だと思ってました

私が外来勤務に就いたのは3年前、それまでは新卒で入職した時から同じ内科病棟で勤務していました。

しかしその病棟の人間関係が最悪で(笑)3年は我慢したけどもう我慢の限界、転職を考えました。

勤務以外のストレスにもさらされていた当時の私は、もっと楽な仕事がしたい、と外来勤務ができる病院を希望し、転職したんです。

実際、夜勤はないし、土日祝日はお休みだけど、楽かって聞かれるとうーん、って感じですね。

病棟も持っている地域に根付いた病院なんですが、患者さんの数が多いのなんのって…。

地域のご老人と退院後~治療完了までの患者さんがベースで、そこにまだ風邪や骨折や、と色々な症状で来られる患者さんがプラスされるので、診療時間内は日々戦争状態。

その上クレームが入れば対応するのは看護師の仕事。

正直【看護】の仕事だけを考えれば病棟よりはるかに楽ですが、付随する業務に時間を取られっぱなしの毎日で、外来勤務は楽でいいよね、なんて言っていた自分を叱りたいくらいです。

看護師の転職 外来勤務は一瞬との戦いです

先ほどお話したように決められた時間内に患者さんがたくさんおられるので、お一人お一人にかけられる時間は一瞬なんです。

通院中の患者さんであればある程度症状を把握した上で診察するので問題もないのですが、初診で来られた患者さんには注意が必要。

ご自身では【風邪】だと思われていても実はもっと注意の必要な病気だったなんてケースもあるので、患者さんの言葉だけでなく様子も観察しながら誘導していく事が求められます。

実際診察をするのは医師の仕事ですが、それをサポートするのが外来看護師の仕事だと私は思っています。

だってただカルテを用意して順番通り診察室へ案内するだけだったらナースじゃなくてもいいじゃないですか。

そのためにも、様々な症例の知識を身につけたり、病棟勤務の時に培った患者さんを観察する目を大切にしています。

看護師の転職 外来勤務を希望するあなたへ

転職サイトを覗くと、トップページに【外来勤務でも高給です】なんて見出しが付いているのを見ますが、お給料も大切だけど、もっと仕事内容を詳しく知ってから応募してほしいと思いますね。

実は私も転職サイトを使って転職したのですが、その時サポートしてくれたエージェントのコーディネーターさんに怒られたんです。

仕事内容も詳しく知らないまま条件だけで仕事を選ぶなって。確かにそうですよね。人の命を預かるんだから。

そんな私の話をしっかり聞いて、やりたい事、看護観、希望の条件などを加味した上でいくつかの病院を紹介してくれました。

結局私は地域の患者さんの力になりたいと思い、当初の希望通り外来勤務ができる病院に転職しましたが、自分の本当の希望って自分自身ではよくわからないものなんですね。

いいコーディネーターさんに出会えたことで悔いのない転職ができたと思っています。

転職に迷いがあるあなた、誰かに背中を押してほしいと考えるあなた、是非転職サイトを活用してみてください。


執筆者情報

株式会社ドリームウェイ白衣の天使 編集部

白衣の天使は、厚生労働大臣から転職サポート(有料職業紹介事業)の許可を受けた(許可番号13-ユ-314851)株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。


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