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看護師の求人で脳神経外科の募集を見かけても、経験者じゃないと無理かな、忙しいのは私に合わないかな、なんてスルーしてしまっている人、少なくないと思います。
確かに脳神経外科は忙しい。時間関係なく急患は来るし、手術をしたから一段落という訳でもないし、一瞬一瞬が気の置けない時間であることは間違いありません。
だけど、それ以外の側面も持ち合わせた科であること、あなたは知っていましたか?
「動」だけじゃない、「静」の脳神経外科の姿、ちょっと覗いてみましょうか。
脳神経外科と聞いてまず思い浮かぶのが患者さんのこと。
脳梗塞や脳腫瘍、頭部外傷などの患者さんがおられます。
こんな話をしているとピーポーピーポーと救急車のサイレンばかりが聞こえてきそうですが、実はそれだけではないのが脳神経外科のホントの姿。
もちろん、メインは急性期の脳疾患患者に対応する事ですので外科手術の介助や術前術後の管理などが看護師の役割なのですが、その後のリハビリや通院なども広くは脳神経外科の管轄になります。
大きな病院などでは外科病棟、急性期病棟、回復期病棟、外来と窓口が分かれていますが、規模の小さなところなどはこれら全てを行う必要があることも。
急性期のイメージで勤務し始めると、その多面性についていけない事もあるかもしれません。
しかし、脳にダメージを受けた場合、リハビリを始めるタイミングは早ければ早いほどその後の回復に効果があると言われているくらいで、脳神経外科とリハビリは切っても切り離せないのが本来の姿なのです。
そしてリハビリ、と聞くと機能的なものばかりを想像しますが、処置の際に声をかける、身体をさする、そんな一つ一つが患者さんの機能改善に役立つのです。
意識のない患者さんに声をかける、そんな何気ない事が意識回復につながる事もあります。
忙しい「動」のイメージばかりが先行しがちな脳神経外科ですが、そんな「静」の時間がナースとしてとても大きな役割を担っているんですね。
手術を要する脳内出血は、再発の可能性がとても高いんです。
そのため、手術が終わったからさぁ安心、といかないのが脳神経外科。
病状が安定しているように見えても、再発の兆候がじわじわと起こり始めているなんてこともあります。
だからこそ、脳神経外科のナースは瞬発力の看護だけでなく、観察の力も求められます。
何気ないひとこま。食事をする箸の動かし方、目線、ろれつ、歩き方、そんな動作の一つ一つに再発のサインが潜んでいることも。
普段の病棟業務の合間にもしっかりと患者さんを観察する事が再発のダメージを最小限に抑える事に繋がるのです。
また、その逆も然り。これまで右手でしか物をつかめなかった患者さんが左手でコップを持てるようになった、自分一人で歩けるようになったなど、回復が目に見えてわかるのも脳神経外科の特徴です。
救急車で搬送されて意識もなかった人が自分の足で歩いて退院していく、そんな患者さんの姿に力をもらえることが忙しい合間のやりがいとなっているようです。
脳神経外科は特に基本給が高いか、と聞かれると残業手当やその他諸手当によって年収が高い傾向にある、というのが現状です。
忙しくてもその分経験を積みたい、休日返上大いに結構!と考えるキャリアアップを目指す看護師に人気があるのもうなずけます。
では、そんな脳神経外科でキャリアアップを目指すにはどのような病院を探せばよいのでしょうか。まず確実に言えるのが救急対応をしている病院。
外科処置数が多いことで様々な経験をしやすいですし、処置数が多いことで病院の経営も安定しやすく、基本給が高めであることもメリットの一つです。
また、専門医認定制度に基づいた基準の病院や脳神経外科専門医がいる病院で勤務することでより高度な技術や知識を身につけることもできます。
では、このような病院を効率よく探すのに一番の近道って何だと思いますか?
それは転職サイトに登録すること。そんなものに頼らなくても自分の経験やスキルがあれば問題なし、と思っている人もちょっと考えてみてください。
どれだけお仕事やスキルに自信があっても自己アピールがうまくできなければ伝わらないと思いませんか?
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白衣の天使 編集部
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