看護師の求人 小児科ってひと言では紹介しきれないほど深いんです

看護師の求人で小児科でのお仕事を重点的に探している人、結構いるんじゃないですか？

看護師を志した時から小児科で働きたかった、なんて人もいるかもしれません。

しかし、小児科は今、どんどん減少しています。産婦人科同様仕事は激務なのに何かあればすぐ訴訟という風潮が医師や病院の小児科離れを起こし、地域の小児科がなくなれば現存する小児科へ患者が溢れ、さらに激務が続く。

そんな中で夢にまで憧れた小児科から姿を消した看護師も少なくないのではないでしょうか。

では、そんな現状でも小児科ナースとして頑張りたいと思う人、頑張り切りたいと思う人はどのように仕事探しをすればよいのでしょうか。

ひと言では紹介しきれないほど深いけど、一言では言い尽くせないやりがいもある、そんな小児科の世界を少し覗いてみましょう。

小児科はその文字通り、0歳～15歳以下の子供を専門に診る科ですが、一口で「小児科」と言ってもその違いは様々です。

本来、成人向けの医療であれば年齢でなく症状や疾患の場所によって科が割り振られますが、小児に限っては年齢で区切られるのには理由があります。

それは、バイタル一つとっても小児は年齢別に「正常」が違いますし、症状の出方や罹る病気もまた、年齢によって違いがあるからです。

そのため、小児科の医師やナースは幅広い知識が求められます。

また、小児科が他の科と一番違うのは患者さんとの関係性。患者さんが小さい子供、ましては乳児や幼児であれば、自分の症状を言葉にする事ができません。親も「痛がっている」「ぐずり方がいつもと違う」など状況を説明するしかなく、ゼロから原因を探る必要があります。

それは医師の仕事でしょ？と思った人、それは違います。

診察の優先順位を考えたり、親も気付いていないような変調を診察前に探ったり、診察室に入るまでも状況に目を光らせるのが看護師の役目です。

また、中には子供の急変に動揺して状況を上手く把握できない両親もおられます。そんな時は両親の心のケアも看護師の大事な役割なのです。

こう書くと、判断力と知識の必要な場所であり、新卒や小児科未経験では務まらない、と感じられるかもしれません。

実際総合病院などでは新卒でも小児科配属になることもあるくらいですから、配属後に知識を身につけていけば問題ありません。

しかし、子供が好き、という気持ちだけは配属前から持っていてほしいと思います。

あれだけ苦しんでいた子が笑顔で帰っていった。初めて来院した時はハイハイをしていたのに退院する時にはつたい歩きができるようになっていた。

そんな子供たちの成長や笑顔が、激務の中でもきっとあなたを癒してくれるはずです。

小児科で働くナースにやりがいを聞くと、子供たちが元気になっていく姿を見られること、と答えるでしょう。

そして、小児科の辛いところを聞くと、子供たちが病気と闘っている姿を見ること、と答えるのではないでしょうか。

こんな小さな身体でどうしてこんなに苦しまないといけないのか、と悩む夜もあります。

小さな身体を無理やり押さえつけて泣き叫ぶ子に検査をすることもあります。

一番の味方であるはずの親から受けたケガで心も身体もボロボロになって運ばれてくる子供もいます。

子供の苦しむ姿に耐えられず、看護師や医師に八つ当たりをする親もいます。

そんな状況に心を痛めながら働いている中で、子供たちの笑顔が唯一の癒しとなっている事は間違いありません。

子供が好き、だけでは続かないほど過酷な現場ですが、子供が好きじゃないと持たない現場でもあるかもしれません。

小児科はその業態の規模によって来られる患者さんの病状が大きく変わります。

先天性の疾患や重病を抱えた子供などは新生児集中治療室(NICU)のあるような病院に生まれてからずっと掛かっているケースが多く、大学病院や大規模の総合病院などで勤務しない限り出会わないかもしれません。

また、地域のクリニックなどでは風邪やインフルエンザ、ノロやロタといった流行り病の患者さんが多いため、感染ピークの際はクリニックの外まで行列が続いていることも。

緊急性のある患者さんは中小規模の総合病院に集まりやすかったり、と病院の規模によって特徴もありますので、自身の経験ややりたい事に合わせて選ぶ事が必要です。

しかし、小児科自体は他の科に比べて給与が高い訳ではありませんが、求人としてはとても人気のある科です。その上求人数は少なく、経験者優先で採用されていくため、紹介やコネがなければ未経験からチャレンジするのは少し難しいと言えます。

では、そんな中で自分に合った職場、自分に合った仕事を見つけ、この転職を天職につなげるにはどうしたらよいのでしょうか。

自身の住んでいる地域で求人を探すのであれば、病院の評判等はある程度耳に入るかもしれませんが、これらの情報を一人で集めるのは少し難しいと言えます。

その上、残業の多さ、患者さんの多さなども入職前に知ろうと思えば、転職活動だけでギブアップしてしまうほどの労力です。

そんな時に活用してほしいのが転職サイト。情報収集はもちろんのこと、あなたの経歴などから職場に合ったアピールポイントを一緒に考えたりもしてくれます。

小児科経験はないけれど点滴は得意だ、子育て経験があるから子供をあやすのが上手、など自分一人では思いつかないようなポイントも一緒に探しだしてくれますし、今の状況に合った雇用形態からベストな求人を一緒に探してくれます。

まずはサイトに登録し、求人動向を知ることから始めてみませんか？この転職があなたのより良い未来へ繋がっている事を願っています。