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新人看護師は転職時期を見極めた方がいいのでしょうか。

「転職時期って、いつでもいいんじゃない?」とか「転職にいい時期と悪い時期があるの?」って疑問もありますよね。え?ない?あるって言って下さいよ~(笑)

新人看護師は転職時期に悩むと大変だよ!

「新人看護師は転職時期に悩むと大変だよ」なんて優しく教えてくれる先輩看護師なんてあなたの周りにいますか?私の周りには1人もいませんでしたね。あぁ、切ない(笑)恵まれてなかったんでしょうか。

新人看護師にとって、転職時期にいい時と悪い時があるなんて考えた事もなかった私ですが、転職時期を逃すと転職できない負のスパイラルに巻き込まれるというジンクスがあるんですよ。いや、ジンクスってのは嘘ですけど(笑)

同じ職場で経験を積めば積むほど、職場の即戦力になってしまい、周りのスタッフから認められたような気持ちになるのは嬉しい反面、どんどん「転職したい」と言い出せない空気を感じるようになります。

転職時期に悩み始めたら早い段階で結論を出した方がいいかも知れません。そんな時に限って日々の業務以外の仕事を任される事も増えますし、自分に関わる事ですから、きちんと考えなければならないんですね。

新人看護師の転職時期にベストなタイミングはある?

新人看護師の転職時期にベストなタイミングはあるのでしょうか。一般的に新人看護師と言われる1年を12ヶ月に細かく分けて見てみましょう。ここでは新卒で4月に入職したと仮定しますね。

4~5月(看護師として1~2ヵ月の経験)

新人看護師として働き1~2ヵ月で転職するのは、知識も技術もほぼ学生と同じと言っても過言ではありません。転職したとしても転職先の新人看護師と同じ指導を受ける事になります。指導を受けるにしても1~2ヵ月遅れている分を取り返すためには頑張らなければなりません。

求人の数で言えば、新人看護師獲得のために病院から老健・クリニックまで幅広く潤っていると言えます。

6~7月(看護師として3~4ヶ月の経験)

新人看護師として3~4ヶ月の経験があるとなると、重症患者が看れなかったり夜勤はしていなくても最低限の日勤業務ができると思われるはずです。

求人情報は新人看護師が選ばなかった売れ残りというイメージもあるかと思いますが、まだまだ好条件の募集が出ています。

8~9月(看護師として5~6ヶ月の経験)

新人看護師として約半年は経験した事になりますね。早い人では夜勤も経験している事でしょう。看護師人生として半年の経験で転職するのは早い気がしますが、充分な経験を積んでいる人も多くなってきている時期と言えます。

求人情報の数で言うと、たくさんの求人の中に大学病院や国立病院の求人も出ている時期と言えるでしょう。

10~11月(看護師として7~8ヶ月の経験)

新人看護師として働き半年以上経過すると、夜勤はもちろん重症患者さんの受け持ちをしたり、他の看護師と同じ業務を任されるようになってくる時期ですよね。できる仕事とできない仕事が自分でもわかってくる時期と言えます。

求人情報は停滞期とも言われ、継続してずっと募集がかかっている職場もあるので一見、魅力的な求人でも吟味する必要があるかも知れません。

12~1月(看護師として9~10ヶ月の経験)

新人看護師として指導も離れ、他の看護師の助けは借りたとしても、ある程度自分で判断もできるようになってくる時期と言えるでしょう。

求人の方は、4月に入って来る次年度の新人看護師を考慮して、指導体制を整え入職をサポートするという売りで募集がでている事が多いです。

2~3月(看護師として11~12ヶ月の経験)

新人看護師としてほぼ1年経過しました。1年を通して受けた指導を他の職場で試してみたいと考える看護師もいますよね。指導が外れ一人でできる仕事が増えるという事はそれなりの経験も積めているのではないでしょうか。

求人としては、新人看護師と同じタイミングでの就職となってしまう場合が多く、転職先での指導体制を確認してから転職しなければせっかく経験してきた1年をもう1度経験する事にもなり兼ねないため、注意が必要と言えます。

どのタイミングで転職するにしても、転職先についてきちんと調べる事は大切ですし、自分の経験に見合った転職先の指導方法も事前に確認しておくといでしょう。

新人看護師は転職時期を見極めよう!

新人看護師の転職時期についてここまで話を進めてきましたが、転職時期にも見極めが必要って事を理解して頂けたかと思います。

最後に1つ私から言いたい事があるんです。転職の事で頭いっぱいという気持ちもわかりますが、ほとんどの職場は辞めるまでに2~3ヶ月の時間を要する場合が大半です。

「なんでそんなに時間がかかるの!?」って思った人が多いと思いますが、転職しようと思っている事を上司に伝えると、よっぽど看護師の人数が潤っていない限り、まず引き留められるでしょう。

となると、上記で書いた4~6月での転職は不可能となり「矛盾してない?」って話になりますよね?

4~6月で辞めてしまう新人看護師は、ここだけの話ですが職場でのコミュニケーション能力に欠けていたり、チームワークにかけていたりと問題がある場合が多いですよね。

心の底からではなく、建前で考え直すように言われたり、もう少し経験してからでもいいんじゃない?と説得されると思いますが、それは「もう少し頑張ってみな」という客観的な引き止めであって「職場に必要だから辞めないで」という引き止めではありません。

そのため7月以降で転職したいと言った場合は早いところだと夜勤の指導なども始まっているので引き止めも強くなる可能性がありますが、6月頃までならば多いところだと新人看護師の半分は辞めると想定されていたりするため、一応引き止めはするけどそこまで引き止め時間はないと考えてもいいでしょう。

転職する覚悟を決めるのはもちろん、転職時期によっては引き留められる期間も計算に入れて考えなければならないという事を知っておいて貰いたいんですね。

新人看護師の転職時期は結局「いつでもあり」なことを知って頂けたかと思います。かといって、早期での退職なだけに後ろめたくて職場や友人など、周りに助言してくれる人がいる場合は色々な話を聞く事もできるかと思いますが、なかなか相談できないって人もいますよね?

そんな時は、看護師の求人を専門に扱っている看護師転職サイトに登録をしてみましょう。担当のコンサルタントが、あなたの転職時期についての相談から始まり、転職し終わるまでサポートしてくれます。

また、職場から引き留められる事を前提に引きとめ対策も教えてくれますし、引き留め時間を考慮した時期のあなたに見合った求人を探してくれたりもします。

職場によって、看護師の入れ替わりが多い職場や慢性的な看護師不足に悩まされている職場だったりと、職場環境によっても引き留め方も変わってくると思うので、遠慮なく相談してみて下さいね^^


執筆者情報

株式会社ドリームウェイ白衣の天使 編集部

白衣の天使は、厚生労働大臣から転職サポート(有料職業紹介事業)の許可を受けた(許可番号13-ユ-314851)株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。


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